レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1996年3月23日はシェルターで、LAUGHIN' NOSE、鉄アレイ、EXTINCT GOVERNMENT。
1995年に再結成したLAUGHIN' NOSEのライブは、新宿リキッドルームや恵比寿みるくのイベントですでに観ていました。それでも、シェルターのような“ライブハウス”であのLAUGHIN' NOSEのパフォーマンスを目撃できたことに感動して、興奮さめやらぬまま帰路についたことを覚えています。
再結成第一弾として自主レーベルから発表されたセルフカバー・アルバム『LAUGHIN' CUNTS UP YOUR NOSE』。
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LAUGHIN' NOSEのライブを観るようになったのは再結成以降。メジャーレーベル在籍時代(1985~1991年)及びそれ以前のライブは、一度も観たことがありません。
栃木県のど田舎に生まれた私がLAUGHIN' NOSEの存在を知ったのは、野音の事故。1987年4月19日、日比谷野外音楽堂で行なわれたLAUGHIN' NOSEのライブ中に発生した雑踏事故は、テレビや新聞で大きく報道されました。
お亡くなりになった方々とご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます。
事故以降、活動を休止していたLAUGHIN' NOSEを応援していた高校の同級生が、このレコードを貸してくれました。
1986年に発表されたメジャー2作目のフルアルバム『LAUGHIN' ROLL』。タイトル曲をはじめ「R&R Desire」「I Am I」「In The City」など、捨て曲なしの名盤です。
1988年にリリースされた2枚組のライブアルバム『LIVE BLACK BOX』も愛聴盤でした。
中古レコード店でメジャーデビュー前の音源も入手。
1983年に自主レーベルから発表された6曲入りの1stシングル『GET THE GLORY』は、レアアイテムと化しています。のちに何度も再録されるタイトル曲は、言わずと知れた彼らの代表曲ですね。
2019年にLAUGHIN' NOSEとSAが出演したイベントを観に行った際に、1stアルバム『PUSSY FOR SALE』(1984年)のLPを持参。CHARMYさん、PONさん、NAOKIさん(SA)にサインをお願いしました。
まさか直接お会いしてサインをもらえる日が来るとは。狂ったようにラフィンを聴きまくっていた高校時代の自分に教えてあげたいです。
【五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール】
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。