レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1995年6月はシェルターで1回、ロフトで2回ライブを観ています。
6月4日は、シェルターでMONKEY PIRATESの1stアルバム『Gain』の発売記念ライブ。それまでに2本のデモテープを発表していた彼らが、初めて制作したCDです。
対バンはSUPER JUNKY MONKEY、ジェイソンズ、フラフラスキッピーズ。
ちなみにこの日は、渋谷On Air Westで昼夜2公演行ったREPERCUSSIONSのライブ(昼の部)を観てから下北沢に移動しました。
REPERCUSSIONSは、GROOVE COLLECTIVEのメンバーを中心に結成されたニューヨークのアシッドジャズ・バンドで、日本でもヒットした「Promise Me Nothing」を収録した1stアルバム『EARTH AND HEAVEN』を引っ提げての来日でした。
『EARTH AND HEAVEN』のLPを掲載しておきますね。ニコル・ウィリス(vo)のサイン入りです。
REPERCUSSIONSの素晴らしいパフォーマンスに魅了され、余韻に浸りながらシェルターに向かったわけですが、こちらも充実したイベントでした。
初めて観たフラフラスキッピーズも良かったし、ジェイソンズも絶好調。
そして、SUPER JUNKY MONKEY。個人的には、それまでに観た中で最高のライブだったと思っています。前月(5月14日)に渋谷クアトロで行われたミニアルバム『あいえとう / A・I・E・T・O・H』のリリース・ツアー・ファイナルよりも、この日のシェルターの方が断然良かったので。
ちなみにクアトロのライブは、のちに『HOLY MOTHER OF MEATLOAF VOL-II 5/14/95』というタイトルで映像作品化されています。90年代なので当然ながらVHSですけど(Blu-rayもしくはDVD化希望!)。
トリはもちろん、主役のMONKEY PIRATES。スラッシュメタル色の強かった初期よりも音楽性の幅を広げ、SUPER JUNKY MONKEYやジェイソンズのファンにも強烈にアピール。主催バンドとして会場を盛り上げ、イベントをきっちり締めました。
『Gain』のジャケット写真を掲載するためにCDを探してみたものの、見つからなかったので、ベーシストのAKIくんに画像をいただきました(1枚目の画像も)。AKIくんは現在、WOLF & THE GOODFELLASで活躍中です。
4バンドともばっちり堪能させていただき、終演後にシェルターで行われた打ち上げにも参加。ジェイソンズのメンバーと、REPERCUSSIONSを観に行ったことやマイルス・デイヴィスの話をしたことを覚えています。DAISUKE(b)が推薦してくれたマイルスの『ON THE CORNER』を、翌日からレコード屋で探しはじめたことも。