レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1995年3月はロフトに3回。
3月8日はWRENCH、DROOP、Hi-STANDARDが出演。メモを確認してみたところ、FIGHT FOR YOUR RIGHTからWRENCHに改名した1994年4月からこの日まで、彼らのライブは毎月観に行ってますね。
当時着ていたWRENCHのロングスリーブ。一点物です。
フロントの胸元にプリントされたイラストの下に書かれているのは「宴」の歌詞。
ロングスリーブとは絵柄が異なる一点物Tシャツも所有していましたが、ライブハウスで暴れているうちにボロボロになってしまいました。
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3月11日は、WRENCHも参加しているオムニバスCD『MOSHPOP』の発売記念ライブ。
ジェイソンズやSCRAP TAMBOURINE、SOUL SONIC FORCEといったバンドが参加しています。
発売元のGod’s Pop Recordsから届いたDMを掲載。
DMに書かれているように、レコ発ライブは2日に分けて開催されましたが、私が観に行ったのは2日目のみ。初日は都合がつかず、断念しました。
2日目に出演したのはジェイソンズ、LIFE BALL、SOLID DICK CHAMPIONS、SPROCKET WHEEL、そしてシークレットのゲストアクト。
トリを務めたジェイソンズが去ったステージに登場したのは、なんとキザイア・ジョーンズ!
1992年にデビューアルバム『BLUFUNK IS A FACT!』を大ヒットさせたナイジェリア出身のシンガーソングライターが、ロフトに現れたのです(西新宿時代の小さなロフトですよ!)。
この時期に2ndアルバム『AFRICAN SPACE CRAFT』が発売されたので、ツアー、もしくはプロモーションで来日していたのでしょう。ステージの袖にいたジェイソンズのDAISUKE(b)が『AFRICAN SPACE CRAFT』の国内盤にボーナストラックとして収録されていた曲をリクエストしていたので。
しかし、調べてみると『AFRICAN SPACE CRAFT』がリリースされたのは、1995年3月27日とのこと。
「日本で先行発売されたのかも」と思い、世界最大の音楽データベースサイトとして知られるDiscogsに載っていた画像を確認してみたところ、国内盤は3月24日に発売されたようです。もしかしたらDAISUKEは、発売前に関係者からサンプル盤をもらっていたのかもしれませんね。
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ロフトのステージでギターをスラップしながら歌うキザイア・ジョーンズの姿を思い出し、久々に『BLUFUNK IS A FACT!』を聴いてみたいと思ったものの、当時買ったCDが手元になかったので、アナログ盤を入手。1992年に発売されたギリシャ盤LPです。Discogsを経由して、ギリシャの中古レコード店から購入しました。
ということで、今回はここまで。
3月に観た残りの1公演は次回取り上げますので、お待ちくださーい。