LOFTと私 第17回
レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
8月1日は『WE GOT THE FORCE VOL. 2』。PEALOUTでドラムを叩いていた高橋浩司さんが在籍していたSOUL SONIC FORCEの企画イベントです。1回目が7月1日なので、2ヶ月連続の開催ですね。
対バンはWRENCH、NUKEY PIKES、SCRAP TAMBOURINE。前回同様、良い面子です。
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8月12日は、ジェイソンズ企画の『ジェイソンの命日 PART 4』で、対バンはTHE MONSTER A GOGO’SとBUZHOUL(バズホウル)。
当初は5月30日の『ジェイソンの命日 PART 3』にあわせて発売されるはずだった4曲入りのアナログ盤が7月半ばにやっとリリースされ、勢いづいたジェイソンズ。7月31日のホコ天に続き、この日も熱いパフォーマンスでフロアをわかせていた記憶があります。
このイベントに出演していたBUZHOULは、ジェイソンズとよく対バンしていたバンドです。7月31日のホコ天にもジェイソンズ、DOG IN BLANKETと共に参加していました。
クモンツトム(vo)、イザキヒサオ(g)、キタオカコージ(b)、アラタユタカ(ds)の4人が1991年に結成したBUZHOUL。
P-FunkとBAD BRAINSをこよなく愛する彼等の音楽は、いわゆるミクスチャー・ロックとはひと味もふた味も違っていました。ハードな曲もファンク色の強い曲も、独特なサウンドで。
残念ながら、BUZHOUL は1994年12月に解散。活動期間中に発表したのはデモテープだけでした。DOG IN BLANKETとスプリットの7インチを出すという話がありましたが、実現しなかったんですよね。
(実は、解散後にフルアルバムを制作してるんですけど)
ひとつひとつ手作りされたというデモテープを掲載しておきます。
個人的な話になりますが、私がP-Funk を聴くようになったのは、BUZHOUL の影響です。彼等がライブでカバーしていた「Liquid Sunshine」の原曲を目当てに購入したPARLIAMENTの『MOTOR-BOOTY AFFAIR』(1978年)が、初めて聴いたP-Funkのレコードなので。
五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。