レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
前回のGARLIC BOYSとGUMBOILのダブルレコ発から2日後にロフトを再訪。前々回のSUPER JUNKY MONKEYを観たシェルターのイベントや他店を含めると、12月は10回ほどライブを観に行ってます。よっぽど暇だったんでしょうね。
DOOMとCOCOBATのスプリット7インチをリリースしたH.G. Factの企画イベントで、HALF LIFE、URBAN TERROR、そしてCOCOBATが出演。
8月にトイズファクトリーから2nd.アルバム『STRUGGLE OF APHRODITE』をリリースしてメジャーデビューを果たしたCOCOBATの人気はうなぎ登りで、ライブは軒並みソールドアウト。
アルバムを出した直後にドラマーのMATSUZAKIさんが脱退するも、元DISMAYのHIROSHIを加えて活動を続けたCOCOBATの勢いは止まりませんでした。
そんな絶頂期に、SUZUKIさんと加入したばかりのHIROSHIが脱退することが発表されたのです。彼等がCOCOBATでプレイするのは、この日が最後でした。
COCOBATが登場する直前に、これから行われるライブを撮影してビデオ化することがアナウンスされたこともあって、1曲目からラストまでステージダイブの雨あられ。もちろん、今どきの若者達がダイブと呼んでるクラウドサーフじゃなくて、文字通りのステージダイブです(クラウドサーフとダイブは別物だから)。ひっきりなしにステージに上りまくる観客達にキレたヴォーカリストのRYUJIさんが、客に回し蹴りを食らわせてましたからね。ちなみに、最初に蹴られたのは私です。
当日の模様は『A TOURIST GUIDE TO COCOBAT』という映像作品で観ることができます。
1994年にリリースされたVHSのビデオテープは、残念ながら手元にありません。以前住んでいたアパートが尋常じゃないくらい通気性が悪く、テープもケースもカビだらけになってしまい、泣く泣く処分しました。
仕方がないので、ベーシストのTAKE-SHITこと坂本猛くんからもらった『A TOURIST GUIDE TO COCOBAT』のステッカーを載せときます。
後に『A TOURIST GUIDE TO COCOBAT』と『MICHAEL BROWN』(2000年)という映像作品をカップリングしたDVDがリリースされました。めでたしめでたし。
といった感じで、1993年分が終了。
余談になりますが、私の記憶が正しければ、この年からロフトに行く前に博多天神の新宿西口店に立ち寄るようになりました。現在は都内に多くの店舗を構えている博多天神ですが、新宿西口店が第1号店だったはず。
ブラフマ○のTLが若かりし頃、同店でミルクカ○のTに絡まれたという素敵なエピソードも一部で知られています。
「ラーメンを食べていただけなのに・・・」TOSHI-L○W(談)※
1999年にロフトが歌舞伎町に移転してからも、当時勤めていた職場が近かったので、頻繁にお邪魔してました。
長年お世話になった新宿西口店ですが、20019年9月をもって閉店。残念ですが、東口や歌舞伎町にも店舗があるので、ロフトに行く際はそちらを是非。(画像は、西口店の営業最終日に撮った写真です)
※昭和の傑作劇画『プロレススーパースター列伝』のオマージュ。列伝を知らない方は「アントニオ猪木 談」で検索してください。