社会の人たちが忙しく走りまわる12月。それはわかります。でも地下アイドルのわたしが、なんの関係があって一丁前に12月を慌ただしく感じるのでしょうか。おそらく、9月あたりからグッズやいろんな制作を「今ちょっとできないから年内には…」とざっくり延期してきたからでしょうか。頭の中に飼っているお猿も絶好調で暴れているので、うるさくてやるべきことがわかりません。病気でしょうか。「てんやわんや病」みたいな、かわいい名前の病気だったらいいなと思います。ご迷惑をおかけしてばかりですが、優しいスタッフやファンの方々に支えてもらって、なんとか2020年も生きてこられました。おありがとうございます。
12月はクリスマスもあります。今年は24日、25日と2日間配信ライブがあるので楽しみです。ライブがなかなか当たり前にはできなくなってしまった年でしたが、配信など新しいことに挑戦したり、毎日頭をいっぱい使ってそれなりに充実してた気がします。
クリスマスで思い出すのは、中学校のクリスマスコンサート。わたしは小中、吹奏楽部でパーカッションをやっていたのですが、クリスマスソングは打楽器が重要だったりするので、毎年のクリスマスコンサートが大好きでした。ある年、わたしはこれもまた大事なチャイムという楽器(のど自慢の審査で鳴らされる鐘です)を担当していたのですが、曲中の一番の見せ場でチャイムがガコンッとスタンドから全部落下して、こんなことある? と焦りながら咄嗟に鉄琴を代用して事なきを得ました。そのコンサートのことはずっとおぼえていて、今でもライブ中にアクシデントに見舞われると「チャイムが落ちても対応できたんだから大丈夫!」と思ったりします。なぜかアクシデントに見舞われることは多いほうなので、年間6回くらいはチャイム落下事件に勇気をもらっています。
今年はライブも少なくて、その分アクシデントに見舞われることもあまりなかったですが、来年はチャイムが落ちたことを30回くらい思い出せる愉快な年になるといいです。ルーフトップの皆さま、ルーフトップを見ているルーフトッパーの皆さま、良いお年をお迎えください!
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