昨夜Asagaya / Loft Aで行なった「『ジャパニーズ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド』発刊記念大放談会!!」にご来場下さった皆々様、監修者の中込さん、遠藤さん、掟さん、お忙しいなか飛び入り参加して下さった怒髪天の増子さん、ブッチャーズの吉村さん、本当にどうもありがとうございました。ブッキング担当の白井君を始めAsagaya / Loft Aのスタッフのみんなもありがとう。心地好い空間でした。イベントのほうは顔触れが顔触れだけに道内話に偏った感もありますが(僕が同書で原稿を書かせてもらったのもブッチャーズ、怒髪天、イースタンユースでしたし)、屈指の語り部が一堂に会した非常にゼータクな宴だったと思います。
ゴメさんはこのイベントのために大量のカセットテープとCD、VHS、DVDを持参して下さって、それらは80年代から90年代にかけてのパンク/ハードコアに淫した人間なら垂涎モノのラインナップ。個人的には"Z"が付く前の"COPASS GRINDER"のカセットテープがヤバかったです。吉村さんと大地さんが加入する前のデモ、激しく格好良かった。掟さんが持参した畜生(吉村さん+ブッチャーズの射守矢さん+怒髪天の友康さん)のジャケットを見て、増子さんちにお邪魔した時に畜生の音源を初めて聴かせてもらってシビレまくったことなんぞを思い出しました。そんな直純増子のすべらない話はやはりテッパン。掟さんが愛してやまないマリア観音の話の流れで現DMBQの松居さんの話題になり、松居さんが如何に常軌を逸した人間性であるかのエピソードの数々には腹を抱えて笑った。あれはもう、みんなで松居さんを称える松居ナイトを別途やるべき(龍一さん、やりませんか?・笑)。吉村さんが話していた「あの人に会いたい」企画もアリだなぁ。○○さんとか××さんとか。増子さんと僕は△△さんで一致したんですが、吉村さんは「裏方はダメだ!」と(笑)。ひで子ママは『シンデレラV.A.』の制作意図とか要所要所で説得力のある発言をして下さって、さすがの重みがありましたね。
いずれにせよ、ゴメさんの温厚な人柄が偲ばれる顔触れが集った実り多き一夜だったと思うです。本誌最新号でのゴメさんへのインタビューを読んで頂ければ判る通り、真摯な姿勢で至上のエンターテイメントと対峙し続けるゴメさんの純真さは国宝級。その純真さが同じ純真さを持った人を呼び、温かい関係性を育む。でも、決してベタついていない(ここ、かなりポイント)。あの距離感が心地好いんだなぁ。ゴメさん、グダグダでユルユルなあったかいイベントをまたやりましょね。写真は打ち上げの席で突如DJと化したひで子ママ。帰り道、近所の西友でひで子ママオススメの牛乳もどきを一緒に買いました(笑)。