VIZB-18 / 1,000yen (tax in)
IN STORES NOW
ディスク:1
1. 大人と子供(初夏のテーマ)
2. レイプ・ミー
3. 抱きしめて (Live at Shibuya CLUB QUATTRO 2011/07/15)
ディスク:2
1. 砂男 (MUSIC VIDEO)
2. 東京 (MUSIC VIDEO)
3. これはもう青春じゃないか (ライブ映像)
4. 抱きしめて (ライブ映像)
5. 砂男 (ライブ映像)
"愛"と"人間"、改めてすごい名前だ。我々全てを形容する単語に、幸福の根源ともいうべき言葉を結び付けてしまっているのだから。──09年に愛に目覚め結成された音楽集団THEラブ人間。"恋愛至上主義"を掲げ、愛を支えに、人を愛し、日常を尊み、そこにある幸福を探り歌ってきた彼ら。それから2年の月日が経とうとしているが、此処下北沢の若者の耳には、その歌は既にしっかりと届いている。駅前のヴィレッジヴァンガードでは彼らの歌がフロア中に鳴り響き、店先のスーパーの前まで聞こえてくる。その度に、その愛の輝きの眩しさと香ってくる青春の甘酸っぱさに、皆が思わず振り返る。そして、本作では、大人から子供へと移り変わってしまった過ぎ去っていく日々の切なさを、心象描写を中心に描くことで、思い出の中で通り過ぎていった人へのセンチメンタルを見事に描き出している。この疎ましいほどの人間臭さは、下北沢の街を出て、もうあなたの耳には届いているだろうか?(下北沢SHELTER:島根希実)