『OKKAKE設立5周年記念ワンマン⭐︎ついに新宿LOFTでやるよ!〜いつもありがとうマカロッカー、そしてロフト50周年おめでとうございます(涙)(尊)〜』と題して、マカロニえんぴつオフィシャルファンサイトの会員限定ワンマンライブが7月23日(木)に開催された。パステルカラーのグッズを身に纏いチケットをゲットできたファンが大集合、今年で50年の歴史を数えアニバーサリーイベントが連日続いている新宿LOFTのフロアがいつもよりフレッシュにカラフルに目に映る。
メンバーがステージに登場するや、フロアのお客さんに対して両手で大きく後ろに下がるようまずはお願い。はっとり(Gt&Vo)が“ロフトー!”と大きく叫び「OKKAKE」で幕を開ける。“この距離は久々で緊張するね”と、はっとり。それはフロアにいる人間にしても同じ気持ち。ドリンクカウンターで提供されていたこの日限定ノンアルドリンクにも命名された「レモンパイ」、そして「たましいの居場所」とスタートから立て続け、「恋の中」はイントロがかき消されそうなほどの歓声が上がる。せつなさがいつも以上に響く「two much pain」、それはきっとこの距離感だから。
“みんなが好きな曲をやります!”と言ってからの「零色」を終え前半のセットリスト振り返り。“昔の曲をやると必死でモテたかった頃に戻るね、金髪の頃に”と笑いを誘いつつ練習が大変だったとも。“新宿LOFTでしのぎを削って鍛えられたかな、LOFTに出ていた頃は大変だったし、こんなに(お客さんで)埋まっているLOFTを見たことがない。この景色を見られたことが嬉しいし、置いてしまっていた何かを取り返しに来た感じがする”……バンドとしてLOFTのステージは2019年にツーマンでの出演(w/おいしくるメロンパン)以来で実に7年以上の月日が経過、その当時は物販にもまだ本人たちが立っていたという。今ここで広がる景色を見ながらその頃を想像すると、はっとりの言葉にも胸が熱くなる。
さて、新宿LOFTは打ち上げまで恒例(?)のライブハウス。田辺由明(Gt)は“打ち上げで飲まされすぎてギターなどの機材を全て置いて帰ってしまった”なる話を披露(そのギターをはっとりが持ち帰った上、この日そのギターを弾いていたそう)、かと思えば長谷川大喜(Key)は“打ち上げではいつもオムライスと向き合っていた”と料理上手でおなじみほっこりストーリーを展開。ちなみにLOFTで誰もが食べられるオムライスはワンコインで絶品なので一度ご賞味あれ。そんなLOFTに出演すると目にできるのが楽屋からステージ袖まで所狭しとびっしり貼られた錚々たる出演者のパス。高野賢也(Ba)は“最初のライブから大きなフェスまで貰ったパスは全て持って帰って段ボールに入れている”……そんなエピソードを受け、“ライブハウスでやるところからやってきたってことを忘れちゃダメだな”と、はっとり。会場からは大きな拍手が。
後半戦は“OKKAKEのためにやります”と「enough」、“ライブハウスが好きなんだよ、俺は!”と「keep me keep me」、“あり余る元気、俺らに分けてくれませんか!”と「イランイラン」。テンポよく続けてからの「洗濯機と君とラヂオ」で盛り上がりはピークに達しフロアは大・大合唱。“あの時の自分たちこの景色を見せてあげたいし、あの時があったから今こうなった。この景色が見られて、すごく幸せな寄り道だったと思う”……マカロニえんぴつというバンドを通して、誰しもそれぞれが歩んでいる道中で忘れてしまっていることはないだろうか、と問いかけてくれた気がした。現在進行形の素敵なバンドに更なる期待しか抱けないし、またいつの日かLOFTに寄り道する姿を見せて欲しいなとも願う。
“サボってんじゃねーぞ、これからも俺らのケツ叩いてください!”とマカロッカーと約束し、最後は「ヤングアダルト」。熱が引かないフロアの声に応えて“もうちょっとチヤホヤされたくて出てきました”とアンコールで「ハートロッカー」、この日もっとも大きい大合唱で新宿LOFTはステージからフロアまで完全な一体感。熱気に包まれまくる中で給水を促したりお客さんのことを何度も何度も気遣いながら進んだ約2時間の濃密なライブの最後、はっとりが発した言葉をそのままマカロニえんぴつというバンドに捧げたい。“愛してるぜ! ありがとう!”














