7月4日より公開がスタートした映画『ブラフマン』は、当初の予定にはなかった劇場からも上映のリクエストが多数寄せられた。そして全国30館で上映され、2万人という動員を記録。このヒットを受け、12月16日(水)に今作がDVD化されることが決定した。
DVD発売を記念し、BRAHMANのボーカルTOSHI-LOWと箭内道彦監督が客席に座り、“鬼ぶっこみ”(生解説)付きで上映するというイベントが12月14日(月)、新宿バルト9にて開催された。
上映前の挨拶では、DVDの特別特典の映画『ヤナイミチヒコ』の作品内容について「私、最初で最後の監督作品、映画『ヤナイミチヒコ』を撮りました。交友が深い私だからこそ撮れる、箭内道彦の“素顔”。人間箭内道彦の素顔、箭内道彦の過去と未来、そして友人、家族。そこから見える箭内道彦を暴き出しました。ネタバレになってしまうかもしれませんが、一番大変だったのが初代『箭内道彦』との和解でした。あれは大変でした」と、映画『ブラフマン』のキャッチフレーズを真似たTOSHI-LOW監督の特典映像の説明で会場を笑わせる一幕もあった。
箭内監督は映画『ヤナイミチヒコ』を撮られてみて、「イヤでしたね」と告白。「まぁでも、TOSHI-LOWもRONZIも同じようにイヤだったんだろうなって思いました。仕上がりは意外に真面目でした。TOSHI-LOW自身が真面目だから。ちゃんと真面目に作っていました」と語る。
上映後は、会場でDVDを購入された方を対象にBRAHMANのTOSHI-LOWによるサイン会も開催された。発売日前に手に入れたお客さんには二重の喜びになっただろう。
そして、明日、12月16日には全国のCDショップ等で販売される。本日のイベントに来られなかった方にも、本編、特典映像ともに何度も見ていただきたい。(text:日野弘美)
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