３月７日、近未来型アイドルグループ、ラブアンドロイドのファーストワンマンライブ「Hello! doctor」が新宿ReNYにて開催された。センターのももこの製造祭も兼ねたこのライブに約３５０人ものファンが詰めかけ大いに盛り上がった。この日は重大発表として”TSUBASA RECORDS”からの２nd SINGLEリリース決定が発表された。

 

ラブアンドロイドは”sena.””藤堂ラナ””らんちゃそ””のの””ももこ”そして研究生の”さや”からなる６人組のアイドルユニット、近未来型アイドルをコンセプトに都内を中心にライブ活動を展開している。ファンをドクターと表現することもラブアンドロイドの特徴。（以後ファン＝ドクター）

 

楽曲のクオリティの高さには定評があり、ファーストシングル&ミニアルバムでは、すかんちのROLLY、カラスは真っ白のシミズコウヘイ、ORANGE RANGEのdelofamiliaとのコラボを実現。さらにDOMMUNEにて配信している”JGO 22”（MC吉田豪 x 杉作J太郎）にライブゲストとして出演し、ミュージックリテラシーの高いDOMMUNEリスナーから絶賛された。音業業界、アイドル業界の注目したラブアンドロイドのワンマンは一体どのようなライブだったのか・・・。

 

神々しいパイプオルガンが鳴り、ROLLY(すかんち)扮するミスターえっくちゅの語り声が会場に轟いた。ドクターの「ラブチャージ」のかけ声が、ラブアンドロイドたちに命を宿し、彼女達の心臓音が新宿ReNYを震わせたのだった。
 

今回の見所の一つは”近未来”、”アンドロイド”をテーマにした会場演出。立体的なレーザー光線が四方に飛び交い、バックスクリーンは曲のリズムに合わせて予想外な動きをする刺激的なVJ演出の数々。さらにドクターを驚かせたのは、事前に募集していた写真素材。スクリーンに投影されるだけに留まらず、写真素材が人型になり、テレパシー、モアモアタイムをメンバーと一緒に踊りだしたのだ。最新鋭のVFX技術を駆使し、藤堂ラナのダンスをVFXキャプチャーし、その動きに合わせ写真素材が動くようプログラミングされていたのだ。ラブアンドロイドのコンセプトである”近未来感”を見事に演出していた。

 

ライブの内容も驚きの連続であった。この日披露した新曲は、”ドキドキパンデミック”、”WORLD END”、”０％になるの”、”教えてドクター”、”DISTANCE”、全部で５曲。コラボでは、DJ西村ひよこを軸にDJオゲレツ（さや）、のの & KOTO、オタクガールズ（藤堂ラナ×らんちゃそ×青葉ひなり（FES☆TIVE）×桃原ひよ（FES☆TIVE））、loveandrop（三嵜みさと（drop）、滝口ひかり（drop）、大場はるか（drop）＆ももこ、sena.）と大変豪華なものだった。特にアイドルオタクに扮したオタクガールズではアイドルオタク役の入り込みっぷりに会場の笑いを誘っていた。
 

この日は重大発表として”TSUBASA RECORDS”からの２nd SINGLEリリース決定が発表された。

 

さらにもう一つの”重大発表”として、新メンバーるいをお披露目した。るいの型番は”妹型”。愛くるしい笑顔を振りまきながらの元気いっぱいな自己紹介に、ドクターは暖かく声援を返した。

 

ワンマンライブも終盤を迎え各メンバーが感想を語る。締めを飾ったのは当日製造祭でもあったももこ。”家族より友達よりメンバーと一緒にいる。ラブアンドロイドが大好きです”という涙ながらの言葉が会場の感動を誘った。
 

ライブ演出やメンバーがつくる一体感は来場者の心に響き、多くのドクターから”今年一番のライブ”という素晴らしい評価を頂いた。ファーストワンマンライブにも関わらず約３５０人のドクターを集めたラブアンドロイド。アイドル業界のみならず音楽業界を賑わす存在になること間違いない。２nd SINGLE「０％になるの」は５月１日（金）”TSUBASA RECORDS”より発売。