美しい映像と心を突き刺す歌で魅了する待望のライブDVD『0.7』リリース！

　秋田ひろむを中心とするバンドamazarashiの1st Live DVD『0.7』が11月28日にリリースされた。
　2010年6月にミニアルバム『爆弾の作り方』でメジャーデビューし、その後コンスタントにリリースが続いたもののライブは行なわず、2011年6月に渋谷WWWで行なわれた初ライブはチケット発売と同時に完売。その後追加公演として恵比寿リキッドルームでライブを行ない、2011年11月にリリースしたフルアルバム『千年幸福論』のワンマンライブを渋谷公会堂で行なうなど、異例の早さで会場の規模を拡大していった。そして今年の夏には“amazarashi LIVE TOUR 2012「ごめんなさい　ちゃんといえるかな」”を東名阪福で開催し、Zepp Divercityでのライブ映像が今作『0.7』となる。

　amazarashiのライブチケットは毎回即日完売のため、見たいけれどまだ見れていないという人も多いはずだ。その意味でも今作は待望のライブDVD。彼らのライブは、ステージ前方に半透明のスクリーンが掲げられ、3DCGやタイポグラフィーで構成された映像が終始めまぐるしく映し出されていく。楽曲と交差する映像と、その美しさに魅了され、秋田ひろむの力強い歌声、そして絶望も希望も期待も諦めも含んだ言葉に奮い立たされる。今回、ライブ冒頭の「ごめんなさいなんて言いたかねえよ」という秋田ひろむのMCは、今こうして映像で見ても、あの時に鳥肌が立った感覚が蘇るのだ。

　今作にはライブ映像の他に、秋田ひろむの地元である青森県で撮影されたという映像が挿入されている。ほとんど正体を明かしていないバンドではあるが、少しずつ少しずつ紐解かれていくようでもあった。
　このDVDの中で、彼はこんなことを言っている。「気が付けばたくさんの人に支えられていた。そんなものに心を揺れ動かされる義理などないが、それは僕の拠り所になりつつあった」と。一時期は東京でバンド活動をしていた彼だったが、うまくいかず青森に戻ったという経緯がある。その後、このような形で多くの人に彼の音楽が求められ、大きな会場でライブを行ない、形として見えていることが彼の原動力となっているのだろう。

　初回盤の最後にはBonus trackとして、秋田ひろむが海辺でアコースティックギターを奏でながら歌う新曲『終わりで始まり』も収録されている。ぽつりぽつりと吐き出される一言一言「これがスタートラインだ」という力強い言葉。この先彼らがどんな活動をしていくのか、どんなことを歌っていくのか、どんな音を鳴らしていくのか。ここからの彼らにも充分に期待をさせる作品ではないだろうか。（text：やまだともこ）

商品情報

Live Info.

amazarashi LIVE TOUR 2013

2013年5月31日（金）渋谷公会堂
open:18:00 start:19:00
前売り 4500円 当日 5500円
問い合わせ ホットスタッフ プロモーション 03-5720-9999

2013年6月8日（土）なんばhatch
open:17:00 start:18:00
前売り 4500円 当日 5500円
問い合わせ キョードーインフォメーション 06-7732-8888

2013年6月9日（日）名古屋ダイヤモンドホール
open:17:00 start:18:00
前売り 4500円 当日 5500円
問い合わせ サンデーフォークプロモーション 052-320-9100


HP先行予約 2012年12月1日（土）〜12月16日（日）イープラスにて
先行アドレス http://eplus.jp/amzrs-web/ 12月1日00:00より受付開始

関連リンク

• amazarashiオフィシャルサイト

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