
ひとつの時代、ひとつの革命を実話を元にしてエネルギッシュに描いた、脚本・宮藤官九郎、監督・田口トモロヲで送る青春音楽映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』が全国の劇場で公開中。
ひとつの時代、ひとつの革命をエネルギッシュに描いた新たな青春音楽映画が誕生

1978年。わずか1年の間に、その後のロック・シーンに大きな影響を与えた若者たちのムーヴメントがあった。スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を、自分たちの手で届けようと、楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちで創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットで音楽業界に風穴を開ける。メジャーしかなかった世界にインディーズというスタイルを生み出し、自主レーベルを立ち上げ、着席が常識だったライブにオールスタンディングを導入し、数多のバンドが集うロック・フェスを開催。いまや当たり前となったカルチャーの原点を築いたのは、カリスマでもスターでもない──ただ、自らの表現を信じて突き進んだ、若者たちだった。そして彼らが残した火種は消えることなく、日本の音楽シーンに計り知れない影響を与えていく──。
原作者である地引雄一はその自由で生のエネルギーに満ち溢れた異世界のような音楽シーン、それを『ストリート・キングダム』と称し、自著にまとめた(詳細は
こちら)。

▲地引雄一の原作本『ストリート・キングダム 最終版 〜東京ロッカーズと80'sインディーズ・シーン〜』は3月27日(金)に刊行
LIZARDの楽曲「宣戦布告」をW主演の峯田和伸と若葉竜也がカバー。本編・メイキング映像満載のエンディング曲スペシャルMV解禁!

先週末に公開となった本作には、「最高の映画だった!」「心を動かされた」「あの時代を映画にしてくれてありがとう!」といった熱い感想がSNS上に続々と寄せられ、その熱量はさらに広がりを見せている。
そしてこのたび、エンディング曲スペシャルMVが解禁となった。
本作を締め括るのは、1980年にリリースされたLIZARDの楽曲「宣戦布告」。この伝説的な楽曲を音楽監督の大友良英が新たに編曲・演奏、W主演の峯田和伸と若葉竜也が歌唱。時代を越え、現代に鮮烈に鳴り響く一曲として生まれ変わった。
今回のカバーは、撮影終了後しばらくして田口トモロヲ監督自ら二人へオファーしたもの。監督から「最後まで観てくれた人へのプレゼントに」と想いを託され、レコーディングは一発撮りで行なわれたという。
エンディング曲スペシャルMVは、印象的なイントロとともに、峯田演じるユーイチが夜の街を駆け抜けるシーンからスタート。TOKAGE、軋轢、解剖室、ロボトメイアなど、1978年──まだ“インディーズ”という言葉すらなかった時代に革命を起こした若者たちの演奏シーンが次々と映し出される。原作者・地引雄一の当時の写真や、京都大学・西部講堂に乗り込む場面では当時の実写映像も挿入され、熱狂の渦をよりリアルに感じ取ることができる。
さらに映像には、貴重なメイキングシーンもふんだんに収録。ユーイチ役の峯田、モモ役の若葉、サチ役の吉岡里帆をはじめ、仲野太賀、間宮祥太朗、中村獅童らキャスト陣が、田口監督とともに和やかな雰囲気の中、真摯に時に幸せそうにそれぞれの役に挑む様子が映し出される。

後半にはレコーディング風景に加え、撮影終盤に行われた田口監督の誕生日をサプライズでお祝いした時のミニライブの様子も収録。TOKAGEや軋轢のメンバーを演じたキャストに加え、S-TORA役の大森南朋や新宿ロフト店長役の渡辺大知らも集結し、『アイデン&ティティ』を披露した貴重映像だ。

さらに、3月16日(月)に豊洲PITにて行なわれたライブイベント付き試写会の模様も。“あの頃”のライブハウスさながらの熱気の中、峯田が若葉にバックドロップを決める衝撃シーンも収録されている。ライブ後のトークでは、若葉が「楽屋で峯田さんに、バックドロップとか絶対しないでくださいねって話してた」と明かすと、峯田は「そんなこと言うから脳にこびりついてしまって。やらなきゃと思った」と応じ、会場を笑いに包んでいた。
構想10年──その歳月を経て完成した本作の軌跡を体現するような、疾走感あふれるエンディング曲スペシャルMVが誕生した。楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自らの手で創り、新たな道を切り開いていった若者たち。そのムーブメントをキャスト・スタッフが圧倒的な熱量で描ききった、清々しくも力強い青春映画を、ぜひ劇場で体感していただきたい。
商品情報
映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
峯田和伸 若葉竜也
吉岡里帆 仲野太賀 間宮祥太朗 中島セナ
神野三鈴 浜野謙太 森岡龍 山岸門人
マギー 米村亮太朗 松浦祐也 渡辺大知
大森南朋 中村獅童
監督:田口トモロヲ
原作:地引雄一「ストリート・キングダム」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
企画製作・配給宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
©2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会
全国公開中!
【物語】
これは事実を基にした物語。1978年、偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされた青年カメラマンのユーイチは、小さなロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶ。そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押した。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間だった。正式にカメラマンとしてライブの撮影を依頼されたユーイチはモモたちと交流を重ねる。やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、そのムーヴメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、日本のロックを塗り替えていく。世界を変えたのは、才能だけじゃない。音に賭けた、名もなき若者たちの衝動だった。
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