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ラウドの雄waterweed、本日NEWアルバム『Departures』発売 パイロットソング「Hope」のMVも公開

2024.05.10

waterweedが、本日5月10日(金)にニューアルバム『Departures』をリリースし、アルバムラストを飾る「Hope」のミュージックビデオが公開された。
 
▼「Hope」Music Video
 

ラウドという言葉もなく、「ポスト・ハードコア」や「スクリーモ」というジャンルが認知される前からシーンを牽引してきたwaterweed。探求の先に辿り着いたスタイルは、自らの“ルーツ”であるメロディック・ハードコアの深化だった。UK / EUでは、イギリスの名門レーベル「Lockjaw Records」と契約し、逆輸入的に国内での評価が高まる中、今作に収録されるシングル2作はアニメに採用されるなど、より大きな注目を集め始めている。
 
全18曲という短くはない今作の旅路は、「Terminal」という楽曲から始まり、「Hope」で終わる。ターミナルは、言わずと知れた「終点」のこと。場合によっては、末期、悲惨、破滅などネガティヴを含んだ「終末」という空気さえ漂わせる言葉だ────その曲は、街を歩く靴底が鳴らす音、日常に溢れる騒めき、そして、メンバーの盟友が弾く琵琶で奏でられる。決して、明るい幕開けではない。が、その後の16曲を経て、「Hope」と題された終幕に辿り着いたとき、心には、何か、晴れやかな兆しが宿るよう紡がれている。それは、キラキラと無闇に輝くようなものではないが、それでも、確かに光っている。
 
タイトルの「Departures」には、「出発」という意味だけでなく「去る」や「離れる」といったニュアンス、さらに「新たな発展」という意味もある。「希望」と、歌って迎えるラストは、また「Terminal(終着駅)」という折り返しに向かう。そして、再び、手放しでは喜べない日常が始まる。
 
長くライヴハウスというリアリティに生きてきた彼らは、今作を通じて「(俺も、お前も)まだ、やれる」────そう伝えたいのだろう。「時代に流されない」と言葉で言うのは簡単だ。その大切さは、きっと、貫いたあとに分かる。変わり続ける世界で、変わらない何かを見出したバンドの音は、常に最も深く、最も新しい。
 
【waterweedプロフィール】
ラウドという言葉もなく『ポスト・ハードコア』や『スクリーモ』というジャンルが認知される前からシーンを牽引してきたアンダーグラウンド界の雄。まず、アジアのハードコア・シーンが反応し、韓国、台湾、インドネシアを含めたツアーを展開。結果、イギリスのハードコア・レーベル「Lockjaw Records」と契約締結に繋がり、UK盤をリリース。「Manchester Punk Festival(英)」と「Burning Ramp Festival(独)」を含む5カ国(英・仏・オランダ・チェコスロバキア・独)を渡るヨーロッパ・ツアーを成功させた。

商品情報

Departures

発売日:2024年5月10日(金)
配信リリース(ライヴ会場限定でCD販売アリ)

iTunesStoreで購入

収録曲:
1. Terminal
2. Daybreak
3. Cure(TVアニメ「治癒魔法の間違った使い方」オープニング主題歌)
4. Clean your hand, Clean your heart
5. Good luck
6. My excuse
7. Deep inside(TVアニメ「キングダム」エンディングテーマ)
8. Waiting
9. Sheeple
10. The only way
11. Empty light
12. Hourglass
13. Leave me alone
14. Alive
15. Stay true
16. I against(777inch cover)
17. Left behind
18. Hope

Live Info.

waterweed presents『International You Day』

2024年
6月15日(土)大阪 / 難波:Yogibo HOLY MOUNTAIN
7月5日(金)名古屋 / 今池:HUCK FINN
7月6日(土)東京 / 初台:WALL
 

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