日本におけるラウドの黎明期からパイオニアとしてシーンを牽引してきた「waterweed」。最新曲の「Deep inside」は、現在放送中のTVアニメ「キングダム」のエンディング・テーマとしてオンエアされている。
毎年、何らかしらの形でツアーを行ってきた生粋のライヴバンドでもある彼ら。2018年には、イギリスの「Lockjaw Records」と契約し、「Manchester Punk Festival (イギリス)」と「Burning Ramp Festival (ドイツ)」を含む、英・仏・蘭・独・チェコを巡るEUツアーを成功させた。2019年には、最新アルバム「Diffuse」を掲げ、50ヶ所以上に及ぶジャパン・ツアーを行っている。
そんな中で起こったコロナ禍。予定していたリリースや公演などは全て中止となり、バンドとしては辛い想いで過ごした2020年だったが、決してネガティヴになることなく、この暗雲が立ち去った後に必ず行う『いつかのツアー』を見据え、全国22箇所のライヴハウスに対して、総額約250万円にも及ぶ「PAY FOR THE FUTURE NOW(先払い)」を敢行するなど、地道な活動を続けてきた。
そんな「waterweed」が、5月12日に、満を辞してリリースする最新作は、上記の「Deep inside」に、14曲のベストを加えたスペシャルなアルバム。そして、本日、26箇所に及ぶ「Deep inside Tour 2021」の開催も発表された。
「Beyond the ocean(Music Video)」from「Brightest(2017)」
「Grateful Song(Music Video)」from「Diffuse(2019)」
彼らの1stアルバムのタイトルは、「CICADA(蝉)」。その時のキャッチコピーは「あえて例えるなら、地下で蠢き数日を叫び飛び散る蝉。彼らが語る音は、其れに似た異様さを帯び煌めく」というもの。今作は「鯨がより高く海面に飛び上がる前により深く潜るよう。今、最深のメロディック・ハードコア・バンドの最新」と表されている。
「時代に流されない」と言葉で言うのは簡単だ。その大切さは、きっと、貫いた後に分かる。変わり続ける世界で、変わらない何かを見出したバンドの音は、今、最も深く、最も新しい。
商品情報

Deep inside + Unknown best
2021年5月12日(水)発売
cutting edge/8902 RECORDS
¥1,100
01. Deep inside
02. 10 years
03. Dead Joke
04. Still awake
05. All Our Wishes
06. No pride in them
07. Landscapes and Memories
08. Bitterness
09. Beyond the ocean
10. Boring talk
11. July 31
12. In my veins
13. Music is Music
14. The last goodbye
15. Grateful song
Live Info.
Deep inside Tour 2021
6月6日(日) 大阪 SINKAGURA
6月11日(金) 仙台 BIRDLAND
6月12日(土) いわき club SONIC
6月13日(日) 郡山 PEAK ACTION
6月20日(日) 鈴鹿 ANSWER
6月26日(土) 宇都宮 HELLO DOLLY
6月27日(日) 初台 WALL
7月2日(金) 福山 MUSIC FACTORY
7月3日(土) 周南 RISE
7月4日(日) 小倉 FUSE
7月9日(金) 静岡 UMBER
7月10日(土) 八戸 FOR ME
7月11日(日) 盛岡 the five morioka
7月16日(金) 神戸 BLUE PORT
7月17日(土) 岡山 CRAZY MAMA 2nd Room
7月18日(日) 高松 TOONICE
7月22日(木) 名古屋 club Zion
7月23日(金) 横浜 B.B.STREET
7月24日(土) 越谷 EASY GOINGS
7月25日(日) 中野 MOONSTEP
7月31日(土) 苫小牧 ELLECUBE
8月1日(日) 札幌 SPiCE
8月6日(金) 福岡 KIETH FLACK
8月7日(土) 長崎STUDIO DO!
8月8日(日) 熊本 SOUND SPACE FACTOR
8月22日(日) 大阪 HOKAGE
info:http://waterweed.jp