1979年に発売され、初回プレス3,000枚のみでこの世から消えた、シーナ＆ロケッツ幻の1stアルバム『#1』（エルボン盤）が3月25日（月）に初めて正式な形で再発される。

 

本作は、鮎川誠の秘蔵音源シリーズである“AYU RECORDS”のリリース第2弾。

シーナ＆ロケッツの代表曲である「涙のハイウェイ」、「ビールスカプセル」、「レモンティー」、「アイラブユー」ほか、シナロケの原点が凝縮した一枚だ。

ファーストアルバムにして最高傑作と名高い、これまで入手困難だった1stアルバムが45年の時を超え、鮎川誠の原盤で待望の復刻となる（正規盤としては初CD化）。

 

なお、初回・通常盤にはボーナストラックとして、1978年発売の7インチ・レコードにしか収録されなかったシングル・バージョンの「涙のハイウェイ」、「恋はノーノーノー」の2曲も追加収録。

 

また、シーナ＆ロケッツのオフィシャルWEBショップでは、予約特典として『月刊鮎川誠 No.5』を贈呈（詳細はこちら）。

 

さらに、“#1SPECIAL EDITION”として、限定生産セットも同時発売。

『#1 通常盤』（オリジナル＋ボーナス盤）、『#1MONO』（鮎川別マスターの通称・裏#1・全曲未発表）、『御法度盤  鮎川誠の“素晴らしきロックの世界”』（アルファ時代のライブ＆アウト秘蔵音源集）というCD3枚＋初回限定の特典アイテム付パッケージ。特典アイテムの内容は、鮎川誠とシーナのフォトブック「#1 Rokkets FIRST Recording Day」（#1 レコーディングの貴重な1日を追った写真集）、鮎川誠の直筆サイン入りエルボン盤LPミニポスター（両面デザイン・PP加工入）、#1 特製コルクコースター（特典アイテム・非売品 ※数に限りあり）という豪華な内容。詳細はこちら。

シーナ＆ロケッツ#1と#1MONOと御法度盤を発売します。

これは3000枚の初回プレスでこの世から消えてしまったエルボンレコードで録音して発表した俺とシーナのファースト・アルバムです。

長らく今日に至るまで原盤の所在が不明なままですが、2年前にシーナの生家の引き出しから、最初のテスト盤とラジオ用にモノミックスした、セカンド・マスターテープが出てきました。

そして鮎川誠の“素晴らしきロックの世界”御法度盤。鮎川の秘蔵コレクションから発掘されたアルファレコード時代の貴重で驚きのスタジオ・アウトテイクとライブです。

ロケットのように突然発射されたロック、発射予定日が急遽一か月延期されて発売は1979年（昭和54年）3月25日、制作チームがとんずらしてしまい発売中止の一歩前だったが、注文が大量に来ていたので、それで初回分だけプレスされた幻の作品です。

ボニートクライドは魔法のサウンドだ。

シーナの声で消えゆくと、「I LOVE YOU」

──鮎川誠（2023/1/26）