12月26日(火)&27日(水)と2日続けて、新宿ロフトでは『年末大感謝祭』が開催に。27日(水)のほうはメメタァとの共催でお届けするが、共催で開催というスタイルも早3年連続。一昨年は「〜ライブハウスを取り戻せ〜」、昨年は「〜ライブハウスから光を〜」のサブタイトルでコロナ禍の中でも開催を重ねてきて、今年は「〜ライブハウスから未来を〜」と題してお届けする。ホール・バー両ステージを使用し全17組が音を鳴らすが、今年はどんな日になるのか。その日を前に今年はメメタァにとってどんな1年だったのか、メメタァを見守り続け応援している新宿ロフトを代表して樋口寛子氏とメメタァのメンバー全員が集合してざっくばらんに語り合った。メメタァにとって良き未来も伺えるような対談をどうぞお楽しみいただいて、27日は新宿ロフトに集合です!(Edit:高橋ちえ / Photo:丸山恵理)
今年のメメタァは新宿ロフトでいろんなステージを見せてきたんだね
樋口:さっそく今年1年を皆で振り返っていこうかな。まずは2月の『メメフェス』はどうだった?
西沢成悟(Vo&G):今年が5回目の開催で、コロナ禍の制限はまだ完全に解除ではなかったけど、これまでで最大の入場者数にはなりました。
サンライズ太陽(Dr):誘うバンドの皆さんにも『メメフェス』が浸透してきている感じがあって、出演してくれるバンドも増えて、という感じでしたね。
樋口:そして6月には新宿ロフトでmeiyoくんとSAKANAMON、メメタァもこの並びに入っての3マン。それぞれが40分ステージだったけど、この日はどうだった?
成悟:すごく楽しかったです。ライブハウスで見ていて、自分的には思い入れもある人たちと一緒にライブハウスでできて、アンコールではセッションもあって。自分ももっと頑張ろう、っていう気持ちにもなりました。
カワギシタカユキ(B):3マンっていうのはやっぱり特別なことで。その上で、そもそも新宿ロフトは憧れの場所っていうのもあって。音楽をやってきて一つ、辿り着いた場所としてやっぱり特別です。音楽をやってて良かったなと思える1日でした。
工藤快斗(G):長尺で自信を持ってライブができるようになったし、この3マンでも自信を持ってステージに立って戦えるようになったな、と。もともとは別のバンドで頑張ってたけど今はメメタァでやっていて、それで、俺たちここまで来たんだな…っていうのをすごく思いました。
樋口:いちミュージシャンとして、同じ目線に立って良いんだなっていうのも確認できた1日だった気がするな。
太陽:そうですね。樋口さんからお話をいただいたとき、メンバー皆で“やったぁ!”ってガッツポーズしましたもん!(一同笑) 僕らは5年ぐらい前に(下北沢)近松でSAKANAMONとThe Floorの2マンライブのオープニングアクトで出る、っていうことはあったんですけど。
樋口:そっか〜、同じステージに立っててもオープニングアクトとは全然違うもんね! ブッキングした側から言うとこの3組は、meiyoくんの持ってるポップさとメメタァが持ってるポップ、SAKANAMONが作ってるポップな感じが楽曲を聴いたときにイコールと言うか、私の中では繋がるところがあって。その上で、自分らしさも出せて仲良くもなれるだろうな、この日は良い1日になるだろうなっていう確信があったの。この日を作れたことは私にとってもやり甲斐があったし、ブッキングをやってきて良かったな、って思ってる。打ち上げも皆、楽しそうに過ごされてたのも印象に残ってるしね。
太陽:その後に今年は僕ら、初めての夏フェスに結構出させてもらったんですよ。その3マンからすごく、流れが良かった感じがしてますね。“戦えるんだ!”っていう気持ちを持って夏フェスに挑むことができたので。
樋口:そうだったんだね。それから次が、メメタァのツアー初日で9月にKALMAとのツーマンか。これまでも新宿ロフトにたくさん出演してもらってるけど、今年はただ30分尺で、とかではなくいろんな形でのライブをしてきたんだね。
成悟:そうですね。そしてその都度、対談もさせてもらいました(笑)。