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INTERVIEW

トップインタビューニューロティカ×チャラン・ポ・ランタン - 相思相愛、似た者同士!? 新宿ロフト出演回数最多バンドと世界を股にかける姉妹ユニットによる、初のツーマンライブが実現!

相思相愛、似た者同士!? 新宿ロフト出演回数最多バンドと世界を股にかける姉妹ユニットによる、初のツーマンライブが実現!

2023.11.21

40周年を越えて初海外?! 俄然やる気出てきた!!(アツシ)

アツシ:この前ドイツに行っていたみたいだけど、ドイツは呼ばれて行ったの?

もも:そう。呼ばれて行って、ライブしてきた。

アツシ:俺、昔からドイツって気になっててさぁ……。

カタル:また、そういうことを言って。連れてけってこと?(笑)

もも小春:あははは、ヤバい!

アツシ:ドイツではカフェみたいなところでライブやるの?

小春:この間やったのは、レストランの2階にあるスペースだったり。

もも:雰囲気的に言うと、古くない東京キネマ倶楽部みたいな会場だったり。去年もドイツにツアー行ったり、ドイツは縁があってよく呼ばれて行ってるんですけど。海外に行くと環境が違うから、息抜きにもなって良いですよ。

アツシ:街に出て、刺激受けちゃうんでしょ? 俺だったら部屋でビール飲んで、寝てると思うけど(笑)。でも、YouTubeを見ても、チャラン・ポ・ランタンは海外の風景がよく似合ってるよね。

もも:海外とか行くと、アコーディオンが海外の楽器なのに、日本っぽいというか。「日本のジャンルや音楽がミックスされてるのが不思議だ」って言われて。

小春:昔の歌謡曲とか、よくアコーディオンが使われてるから、日本人には馴染みのある音なんだけど、海外の人はそれが不思議みたいで。あとウチらが背が小さいから、「こいつらはどこの誰なんだろう?」って思うらしい。

もも:服装とかも、「多分だけど、これは日本で流行ってるファッションでは……ないよね?」みたいな(笑)。だから、ヘンテコな格好で不思議な音楽やってる子たちみたいに思われて、「なんで、こんなことになってるの?」みたいな感じで受け入れられてるけど。私たちにとっては、それが普通だから。どこに行ってもアウェイっていうか、日本でも海外でもそうだから、どこに行ってもいつも通りやるだけで。

──でも、それだけ独創性があるってことですよね。ピエロ姿のおじさんがパンクロックやってるの見ても、「多分だけど、これは日本で流行ってるミュージックでは……ないよね?」って言われると思いますけど(笑)。

もも:それ楽しいなぁ! ニューロティカにドイツでライブやってもらいたいな。「これがジャパニーズパンクか!」って勘違いされるかもしれない(笑)。

アツシ:いや、俺は緊張しいだから、なにか言われたら「え、ダメですか!?」ってなっちゃうかも(笑)。

もも:大丈夫、ウチらも関係なしに日本語で歌っちゃってるから。

小春:MCでも分かんないと思って、「お前ら、分かってないと思うけど……」ってベラベラ喋っちゃって、日本語が分かる人がポロポロ笑うみたいな(笑)。

──いいですね、ニューロティカ海外進出計画!(笑) カタルさんとかは、海外でのライブにすごく興味あるでしょう?

カタル:あるよ、すごく行きたいけどね。英語喋れないから、あっちゃんがMC全然できなかったらどうしよう? とか考えちゃう。

もも:いつも通りでいいんですよ。海外行ったら、小春なんて全然喋らないし。

──あっちゃんのMCがややウケっていうのは、日本でも海外でも一緒ですからね(笑)。

小春:ロフトが企画して、海外ツアーとかやればいいんじゃないの? 「東京の地下にあるライブハウスが、そのまま海外にやってきた」みたいな。

もも:日本のバンドを、そのまま海外に持っていくみたいなツアーね。ロフトで始まって、海外を廻って、またロフトに帰ってくるみたいなツアー、どうですか?(笑)

小春:良いね。カナダとかに日本のインディーズばっかり好きな、海外の金持ちとかいるから。そういう金持ちのところに乗り込んだらいいよ(笑)。前に私ら、カナダのツアーに行ったときは、一人だけの金持ちに呼ばれて。そのときはgroup_inouとZAZEN BOYSとウチらと3グループでツアー回ったんですよ。だから、ただ一人の金持ちを捕まえれば大丈夫!

アツシ:素晴らしい! それはやってみたいね。

もも:あっちゃんは駄菓子持っていったら、超喜ばれるよ(笑)。日本のお菓子はどの世界に持っていっても喜ばれるし、私たちも海外でおやつ食べても「日本のお菓子が一番美味しいな」って思うし。グミとか、超人気だよ。日本のスナックはブランドだからね。

アツシ:お~! 俄然、やる気出てきた!!

──わははは。ロック魂じゃなくて、お菓子屋さん魂に火が着いちゃった(笑)。しかし、チャラン・ポ・ランタンのお二人は海外に行っていろいろ見て来てるから、発想が違いますね。

アツシ:いや、ホントに。ずっと2人の話を聞いてたい。

小春:私ら、活動し始めて14年なんですけど。この小さい島で10年以上やってると、なんとなく活動範囲や1年間のルーティンも決まってきて。来るお客さんもなんとなく似てきてみたいな感じになると、簡単に言うとマンネリ化しやすいから。それもあって海外に行くとまっさらになれるというか、出始めのミュージシャンになれて。「なんでもやります」ってテンションでできるようになるから、急に朝9時に「今日、昼からやるよ」って言われて、「え、マジで?」とか思いながら、やれちゃったり。

もも:「2時間後に芸術大学の庭でやるよ」って言われて、やったもんね。

小春:日本だったら断るけどね(笑)。そういうまっさらな気持ちになるのもいいですよ。

カタル:そうかぁ~。ウチらも40周年っていうけど、まだやれてないこといっぱいあるから。40周年越えて、初海外っていうのもいいかもね。

──それじゃないですか? 40周年を迎えて、またイチからニューロティカをやるくらいの気持ちで、海外進出っていう。

アツシ:え~~? ちょっとゆっくりしようよ、40年走り続けてきたんだからさ(笑)。

もも:あはは。でも武道館終わって、すぐに野音を発表してとか、本当に走り続けてますもんね。そういうのを見ると、「やっぱり走り続けることだな」みたいに思うし。「ニューロティカがあんな走ってるんだから、走らないわけにいかないな」と思うし。

カタル:走り続けてないと倒れちゃうからね(笑)。

小春:私もドイツでも1日、スケジュールに隙間が空いて。「ここ休みじゃない? 休みだ休みだ!」って言ったら、十何年ぶりに高熱出ちゃって(笑)。「あ~、休みだとか浮かれちゃいけないんだ」って反省した。マグロみたいに泳ぎ続けないとダメなんだなって。

アツシ:いいね。新曲「休みって言っちゃダメ」にしようか?(笑)

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ニューロティカ × チャラン・ポ・ランタン - 1.PNG

新宿LOFT×下北沢SHELTER×渋谷LOFT HEAVEN×下北沢FLOWERS LOFT PRESENTS『ATTACK FROM LIVEHOUSE 2』
2023年11月24日(金)下北沢SHELTER
OPEN 19:00 / START 19:30
前売¥5,000 / 当日未定(共にドリンク代別)
チケットはイープラスにて発売中
問い合わせ:SHELTER 03-3466-7430
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