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INTERVIEW

トップインタビューレズ鑑賞クラブティアラ・ゆう×レズっ娘クラブ・いち - あなたのそっと漏れる言葉を聞き逃しません。ありのままを受け入れられる経験をレズ風俗で!

あなたのそっと漏れる言葉を聞き逃しません。ありのままを受け入れられる経験をレズ風俗で!

2021.03.20

深いところにシフトして、道しるべになりたい(ゆう)

──おふたりが入店をされたきっかけを教えてください。

いち:3月22日の単独イベントでも詳しくお話しさせていただく予定ですが、入店のきっかけは、まさに大先輩のゆうさんなんです! ネット検索をして「レズっ娘グループ」のHPを見つけてゆうさんの存在を知り、ブログを隅々まで読ませていただきました。そして、たくさんのお客様に必要とされておられる姿に強い憧れを抱いたんです。私も、ゆうさんのように、たくさんの方に喜んでいただいて必要としていただけるような人間になりたい……! と思ったんです。当時、ゆうさんの他にも、フェムリバとして在籍されていた方にもお会いしてみたくて、利用をするかかなり悩みました。「レズっ娘グループ」では、一度でもお客様として利用経験があるとキャストには応募できないんです。だから、自分が利用する側になるか、キャストに応募するかで悩みましたが、やはり、自分はキャストとしてお客様をお迎えする側になりたい! と思って応募しました。でも実は、2回落ちていて、3度目の応募でようやく受かったんです。ゆうさんは、Rooftoopでコラムを連載されていますが、そこにはまだ「ティアラ」に応募したきっかけを書かれておられなかったかと思います。入店のきっかけ、とても気になります!

ゆう:入店のきっかけは、当時、生活に困っていたためなにか高時給の仕事はないかと、ネットで探していたんです。次回、掲載予定の連載コラムのなかでもお話しさせてもらうのですが、最初は男性向け風俗に応募しようと思って実際に面接までしていました。ですが、なんとなく信用のできない場面があったりと不信感が強かったため、ここは違うな……と面接で断りました。それで、他の仕事を探すことにしたんです。自分の本業の時間をとることに重きをおきたかったので、高時給の仕事に絞って探していて、水商売など、いろいろな仕事の経験をしました。そんなときにたまたまみつけたのが、「レズっ娘クラブ」の広告のリンクだったんです。当時は、そんな店が本当にあるのかな?!  嘘くさいなぁ……とか思いながらもサイトを覗いてみたんですよ。すると、なんだか稼働している感じはするし、確かにお店自体が存在していたんです。当時の在籍キャストさんたちのブログも拝見できたので、実際にどんな感じで働いているのか気になって、日常を覗き見してみたんです。そのうちにどんどん興をそそられて、するするっとキャスト応募の文章を見ました。利用するという感覚は起こらず、すぐにでも働きたいという一心だったわけですよね。そして、お店に連絡したんです。なんと、いちさん同様、私も1度落とされました(笑)。2度目の挑戦で、やっと受かったわけです。

──おふたりとも2回応募されていて、「ここで働きたい!」という強い意思があったんですね。面接ってどんな感じで行われるんでしょうか?……特殊なチェックなどありますか。

いち:私の場合は、(大阪の)ミナミエリアのカフェで御坊さんに面接していただいたのですが、具体的な質問は2、3個だけで、あとはほとんど雑談でした。風俗という世界に関わるのも初めてだったので、「面接ってどんな感じなんだろう……めっちゃ怖かったらどうしよう……もしかして、その場で脅されたりとか……?!」と、ビクビクして行ったのですが、金髪でパーカーにデニムにリュックという若いお兄さんが現れて、場所も普通のカフェだったし、「なんでも好きなドリンクを頼んで」と気軽な空気感で話していただいたので、緊張はしたものの恐怖は一瞬でなくなったことを覚えています。

ゆう:私は事務所での面接でした。5畳くらいのアパートの一室で御坊さんとふたりきり。最初、ちょっと不安になりました。なんだか、そのアパート付近は来ちゃいけないようなただならぬ雰囲気だったので、せまくて、音のうるさい階段をのぼるときが一番緊張した場面です(笑)。でも、面接自体はそんなに時間はかからなかったんですよ。写真の撮り方についてや、服装や髪形について相談をしたりと、私からもいろいろ質問をしたような覚えがありますね。直感ですが、御坊さんと話していて嫌な雰囲気がしなかったんですよね。なんとなく信頼できる気がして、ここで諦めず働く決意をしたんです。マニュアルも今ほど細かくはなくて、A4で1枚くらいの情報量でした(笑)。当時は、自分で仕事覚えようね!って感じでしたね。

──実際に入店をされて、面接前と印象が変わったことはありますか?

ゆう:めちゃくちゃ変わりました! 私は、女性がこんなに寂しい想いをしているなんて想像もつきませんでした。当時は、正直言って、風俗界の中でもレズ風俗自体にめちゃくちゃ需要があるわけではないような気がしていたので、とにかく、お客様は精神的にも癒される相手を探している現状に本当に驚いています! そういう人に出逢うのは日常的に簡単なことじゃないので、したいことや、聞いてほしいこと、今じゃなきゃだめってことを伝えたい、行動したい……そんな気持ちで逢いにきてくださるんです。だから、ただセックスをしてただ話を聞くだけじゃない。もっと深いところにシフトして、お客様の道しるべになりたいと思うようになりました。そうやって接客スタイルが構築されていったんだと思います。

いち:風俗という世界に対して、やはり初めは、性的な欲求を満たすことが求められるという印象が強かったです。でも、入店のきっかけでも書かせていただいたように、入店前にゆうさんをはじめとする先輩キャストさん方のブログを読ませていただき、性的なものだけではない「なにか」があるのだろうなというのを感じていました。入店する前から、私はその「なにか」が知りたかったのかもしれません。そして実際に入店して、お客様と関わらせていただく中で感じたのは、ゆうさんもおっしゃられているように、お客様は精神的な癒しを求められているということでした。あくまでも私の主観ですが、男性向け風俗では性的な欲求がまず一番にあって、それが満たされた結果として癒されるという印象ですが、女性向け風俗は、精神的な癒しを求める気持ちが一番にあって、それを満たす一つの手段として性的なことも含まれる、という感じですかね。私が知りたかった性的なもの以外の「なにか」は、「心の繋がり」ではないかなと思っています。人間関係が希薄な社会ですし。誰とも繋がっている感覚がない、居場所がないと感じる、本音を曝け出せる場所がない……そんな寂しさはとても身近なものだと思いますし、その中で、セックスという身体的な繋がりだけでなく、心の繋がりを感じて、疲れたらいつでもありのままの自分で戻ってこられる場所、そんな癒しになれたらいいなと思うようになりました。

──精神的にさらけだしてから触れ合うことで、お客様の心が満たされていくって素敵ですね。お仕事をしていて嬉しい瞬間を教えてください。

ゆう:お客様からそっと漏れる言葉ですね、聞き逃しません。そこに真実がある気がします。めちゃくちゃ嬉しいのは、誰かの役に立てたんだと実感する瞬間です。そして、自分の実力や技術が上がった……! と思えるときですね。

いち:嬉しい瞬間は、ありすぎてまとめるのが難しいくらいです。まず、初めてお会いするお客様に対しては、ご予約の際の伝言で、「不安もあるけど勇気を出してみました!」や、「前から知っていて、悩んでいたけど◯年越しにようやく利用する決意をしました!」といったメッセージをいただくと、「前から知ってくださっていたんだ!不安もある中で勇気を出してくださったんだ!」と嬉しくなって、お会いできるのが楽しみで、ワクワクと待ちきれない気持ちになります。そして、お会いしたあとに、「勇気を出して来てよかった」「不安だったのが嘘みたい」「もっと早く一歩踏み出せばよかった」とお声がけいただくと、このお仕事をしてて良かった! って思います。

──キャストさんも会うことを楽しみにしてくださっているなんて、お客様も嬉しいですね!

いち:でも、実は私の場合、ご新規様、リピート様に関わらずお客様をお見送りした後はいつも、本当に喜んで頂けたのだろうか、もっとこうした方が良かったのではないか、という猛烈な自己反省会が頭の中で繰り広げられるんです。その時点でまだお客様からのフィードバックはないわけですから、すごく不安になって、嫌な思いをさせてしまったのではないかと反省点がいっぱい出てきてへこんだりします。そんな中で、温かいレビューをいただけたり、次のお約束を頂けた時は、ものすごく嬉しいです。また、「会える日が楽しみで、それがあるから頑張れる」といったお声をかけていただける時、一緒に過ごせる時間だけでなく、会えない時間も繋がっていられるのがとても嬉しく感じます。他にも、夢や目標に向かわれていたり日常でなにかしらの課題を背負われている方が、それらを話してくださったり相談してくださったり、また、それが前進したり達成したりした時に、報告に来てくださるのがめちゃくちゃ嬉しいです。この広い社会で、人生を一緒に進んでいるような繋がりを感じられるんです。

──実際の日常生活とは違う場所だからこそお話しできることってたくさんありますよね。

いち:最近だと、会えなくても、「メッセージ+」というサービスで辛かったり悩んでいることをご相談いただけたり、嬉しかったことや、頑張っておられることを話していただけるのも嬉しいです。性的な観点から申しますと、コンプレックスが和らいだり、苦手だった性的なことに恐怖を感じなくなったり、これまで味わったことがないほどの快感だった、などを伝えていただけた時は、このお仕事のやりがいを感じてとても幸せです。

ゆう:そういえば、いちさんが国立大生と公開していましたが、身バレとか大丈夫ですか?

いち:本来ですと、卒業してから、「元◯◯大生」という形で公表すべきなのだと思います。でも、将来的に書籍やメディアを通じて、生きづらさを抱えている方々へ手を差し伸べられる活動がしたいという想いが強く、それを目標に、キャストというお仕事をしながら学問的な追求をしている立場だということをお客様に知っていただきたいという気持ちがありました。また、3月22日に単独イベントの場を与えていただき、そこで自分の目標や想いを伝えるには、国立大生という背景を公開した方が良いと判断し、お店とも相談して公開をしました。もちろん、それがきっかけで身バレや、なにかしらのトラブルによって目標が達成できなくなる恐れもありますので、卒業までは専攻等の詳細は伏せさせていただくつもりです。

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LIVE INFOライブ情報

【無観客有料配信】レズ風俗底辺キャスト、『ソクラテス』に出会ってナンバー1になる。 ~人気レズ風俗キャストによる『哲学』を通じたお客様との関わり方~
 
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2021年3月22日(月)
START 19:00
配信チケット3,000円
お気持ちけっと10,000円
 
配信チケットはキャスマーケットにて販売中!
 
※お気持ちチケットは、キャストを応援できるチケットとなります。
どのチケットでも配信ライブは視聴頂けます。
 
※アーカイブは、配信終了後、4/5(月)まで視聴可能。
※アーカイブ期間中も配信チケット購入できます。
※配信中の投げ銭(お茶爆50/100/500)も可能です!! ぜひご協力ください!!
※配信を録画するなどして、再配信する行為は禁止させて頂いております。
※お客様のインターネット環境、視聴環境に起因する再生不良があった場合、払い戻しは致しかねますことを予めご了承ください。
 
ひと月のお仕事が1,2本だったレズ風俗キャストが、あるときソクラテス『無知の知』などをはじめとする『哲学』に出会い、お客様との関わり方や自分自身の人生観を考えるようになり、より哲学の知識を深めようと国立大に受験し見事合格、キャストとしてもNo. 1になる。現在もNo. 1として走り続ける軌跡を『哲学』を交えながら挫折と成功を赤裸々に語ります。
 
【出演】
いち(レズっ娘クラブ大阪店キャスト)
 
【進行】
豊岡んみ(俳優)
 
【天の声】
御坊(レズっ娘グループ代表)
 
【イメージイラスト】
よいまつり
 
 
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