衰える肉体の祭典!!
(ここでヴィンセント秋山氏が合流)
ヴィンセント どうもどうも。ソ連代表のスリーメンです。
──今回、ソ連を背負う意気込みは?
ヴィンセント いやもうボイコットする気まんまんです(笑) ドーピングしまくって。
しりあがり さるフェスならドーピングしても出れるからね。
村山 いや、ダメでしょ!
しりあがり でも、村山さんもドーピングしてるじゃない?
村山 ああ、まあ最近は糖尿病を宣告されて毎日インスリン注射を・・・
河井 村山さんは中年のミドルエイジ・クライシスを全部やってるんです。鬱、ガン、離婚、あと糖尿病。
しりあがり けっこう深刻だよね。
河井 なにか深いメッセージがありそうな。
村山 ガンになった時は、こういう機会もそうそうないと思って、ガンをテーマにした曲を作ってさるフェスで歌いましたけどね。糖尿病の歌を作る予定は今の所ないですが。
しりあがり ペーソス(※高齢化社会派歌謡バンド)が歌ってますけどね。
村山 糖尿病の人って意外と多くて、連帯意識も強いんです。外でインスリンの注射打ってると、知らないおじさんからよく話しかけられる(笑)。だから歳を取ると入れるクラブみたいなもんかな。
しりあがり 確かにマンガ家で集まると糖尿病の話で盛り上がる。「いい薬あるんだよ」って。酒飲みながら(笑)
村山 あと盛り上がるテーマとして、片頭痛トークっていうのもあります。ねこと花かんむりの花井美理さんも、かなりの偏頭痛仲間なんで。
しりあがり 来年のテーマは「病気」だな。
河井 高齢化は避けて通れないですから。
──去年も確かそういう話してましたよね。この世とあの世をつなぐフェスとか。三途の川の渡し賃の六文銭を握りしめてとか。
おオはし 言ってた!ロフトで「走らない高飛び」とか「3メートル走」をやろうって。
しりあがり だから小難しいことはやめて「衰える肉体の祭典」にすればいいんだよ。当初はオリンピックに出るような本物のアスリートを呼んで、肉体の躍動を見せてもらおうとしてたんだけど。
河井 いかにアスリートと我々との間に距離があるかが分かりました。
──もともと運動部だった人っているんですか?
ヴィンセント 俺、山岳部!
村山 それはオリンピック種目じゃないでしょ。
しりあがり 大学の時バトミントン部だった。その前はテニス部。
村山 アスリートっぽい! それってオリンピックの種目ですか?
しりあがり 両方ともそうだよ。
おオはし バトミントンには日本の金メダル候補もいますよ。名前なんだったっけ?
村山 いかに我々がオリンピックを知らないかが露呈していますね(笑)
ヴィンセント ふわふわしたイメージしかない。