おもしろそうならとりあえずやってみる!
──それは3人で飲みにも行きますよね(笑)。眉村さんが自分でフェスを主催するとしたら、どんな面子を呼んでどんなことをやりたいですか?
眉村:私がやるならまず廃校舎を借りて、プールにステージを作ったりしたいです。プールステージ、体育館ステージ、職員室ステージ、校長室ステージみたいな感じで。
豪:世田谷ものづくり学校とか、廃校を再生した複合施設がありますよね。新宿にある吉本興業の東京本社もそうだし。ああいうのを上手く利用できればいいですよね。吉本と絡めば実現できそうな気がしますけど。
眉村:いいなぁ。このあいだ『ゴッドタン』の収録でEXITさんっていう吉本の芸人さんとご一緒して、その後にEXITさんからイベントのオファーが来たんです。それで気になって吉本の本社の前を通ったんですけど、開いてませんでした。
豪:勝手に入れないようになってるんですよ!
──眉村さんがフェスを仕掛けたら、一筋縄ではいかないものになりそうですね。
眉村:ロフトフェスでもアレやりましょうよ。入口にトラップを仕掛けて。
豪:この人、よくやるんですよ。入口に紐を仕掛けて、人を転ばせようとしたりとか。
眉村:そういうトラップとか、絶対みんな楽しいと思うんですよ!
豪:集客には結びつかないと思いますけど(笑)。
眉村:でも、たとえば会場がオープンして、お客さんがそのトラップの写真をSNSに上げるじゃないですか。それを見て「今から行っちゃおうかなー」って思う人も……いや、思わないか(笑)。
豪:「オレもこのトラップに引っかかりに行きたい!」とか?(笑) 眉村さんとハンカチ落としをやりたい! とかはあるかもしれないけど。
眉村:11月だし、場内にイルミネーションを飾るのはどうですか? お客さんがピッて指を鳴らすとトゥルルルルルルルル…って電飾が一気に光ったりして。
豪:それなら行こうかな……ってなりませんよ(笑)。設備投資には時間もお金もかかりますからね。
眉村:じゃあ、場内の至る所にQRコードを隠しておくのはどうですか? それを読み込むと秘密の情報が出てくるとか、楽しくないですか? ……あ! いいこと思いついちゃった! 読み込んで出てくるキーワードを集めたらプレゼントがもらえたり、宣伝部長と一緒に写真が撮れるとか。
豪:宣伝部長との撮影に、それほど貴重感はないですね(笑)。
眉村:ああ、そうだった(笑)。吉田豪さんと一緒に写真が撮れるとか。
豪:それも貴重感はないです(笑)。
──ただライブを楽しむだけじゃなく、宝探しみたいにQRコードを仕掛けておくと。
眉村:そうです。読み込んだらスペシャル・ムービーが見れたり、絶対に言ってはいけない秘密が書かれてあるとか。そのうちの一個はただのオバケの顔にしておいて、ギャーッ!! なんだよこれー! ってなるみたいな。
豪:眉村さんはそういうゲーム性があるのが好きですよね。ロフト9のステージの下も機材とかの物置きになってるから、そこに隠れればいいんじゃないですか?
眉村:それ、絶対にやります! 30分待機します!
──待機する前に、ロフト9でもいろいろとお世話になっているサイバーエージェントに営業しに行きませんか?
豪:AbemaTVで宣伝してもらうとか。その前に眉村さんはサイバーエージェントを知らないと思いますけど。
眉村:はい。知りません(笑)。すごい所なんですか?
豪:ITの大会社です。
眉村:私がサイバーエージェントっていう会社に行くってことですか? いいですよ! 行こー! 行こー!
豪:AbemaTVの『矢口真里の火曜The NIGHT』という番組にボクが眉村さんを連れていったことがあるんですよ。シャトーアメーバっていう神宮前のすごい高級なビルがスタジオになってて、そこで収録したんですけど、その時に眉村さんは当時ハマっていたライフルを構えたまま受付を突破したんです(笑)。
眉村:ライフルを持って、敵がいないか確認しながら乗り込みました。
豪:通報されないかハラハラしましたよ(笑)。
眉村:あの建物がサイバーエージェントなんですか?
豪:サイバーエージェントが所有する建物です。
眉村:すごーい! 大会社! いつ行きますか?
豪:行動が早いなぁ。こんなに積極的な宣伝部長も他にいませんよ。よくわからないけどやるっていう(笑)。
──楽しそうならやると。ありがたいことです。あと、宣伝に関してはオモコロっていうおもしろい記事を配信しているWebメディアにも協力してもらう予定です。
眉村:おやすみホログラム?
豪:おやホロじゃなくてオモコロですよ(笑)。
──オモコロのスタッフも眉村さんのことを知っていて、すごく協力的ですよ。
眉村:おもしろそー! やります!
豪:問題は眉村さんがどれだけ理解してるかですよね。このままだとおやホロに会いに行きそうだし(笑)。