NAOKIとの共演はハッピーな空間に!?
——皆さんの事務所の先輩でもあるNAOKIさんもイベント・ツアーで2回共演しますが、どんな関係性なんですか? 先輩ではあるけど、先輩ではないみたいな感じですか?
結良:適当な先輩ですね。
靖乃:先輩っていうか仲間に近いかな。もちろん先輩は先輩なんですけど。
——そんなに歴は違わないんですか?
景夕:歴は全然…。あー、でものってぃはどうなの? CROWの時から入れたら、やっぱりNAOKIさんは歴は長いんで。
靖乃:それこそ俺、Kraの前のバンドでKagrra(NAOKIの前バンド)とも対バンしてるんですよ。だから15〜16年…、もっとかな? それくらいの付き合いになるから、先輩、後輩とか、バンド仲間っていうより、同志に近い感じかな。同級生みたいなノリでもあるし。それを単純に言葉で表したら、仲間って感じやと思うんですけど。NAOKI自身もそういう感じで、「よっ!」っていつも来てくれるから、Mixとはまた違った角度で、もの凄い安心感はありますよね。
——勝手知ったる人って感じですかね?
靖乃:そう。ついこの間もライブを観に行ってたんですけど、サポート・ミュージシャンがいるにしても、1人のソロ・アーティストとしてやってて、エンターテナーやなって思うし。単純にあいつ、唄もうまなりましたからね。元々ベースは凄い上手くて、いい音してる奴やなっていうイメージがあったけど、唄もポイントを押さえてきっちりはめてくようになって、エンタテイメントとして、ショウとして凄い面白いものを見せるアーティストになったなって、客観的に見てて思うので、またMixとは違う刺激を得るかなって思いますね。
——タイゾさんはNAOKIさんとはどんな関係性なんですか?
タイゾ:Kraに入ってから初めてしゃべったんですけど、女雅さん(Kagrra時代のNAOKIの呼び名)時代から見てたので、やっぱり先輩ですよね。NAOKIさんは昔は女形だったので、そのイメージが最初は強かったからギャップが凄かったですね。結構気さくな兄ちゃんみたいな感じだなって(笑)。俺はあんまり先輩に話しかけるのとかって苦手なんですけど、「おー、タイちゃん」って感じで来てくれるんで、話しやすい先輩ですね。なので、いろんな意味で楽しみです。
結良:適当な先輩ですよ。何を考えてるのか分からないのがちょっと怖いですけどね。人前ではいっつもあの顔なんで、怒ってる顔も落ち込んでる顔も分かんないし、ちょっと掴めない所もあるから。
——今回のツアーで暴いていきたいですねって言おうと思ったんですけど、今回は2回だから…。
結良:2回じゃ無理ですね。
——手強いですね。
結良:手強いです。
——景夕さんはやまぴかりゃーで一緒にユニットを組んだりしてますが、どんな関係ですか?
景夕:基本的には本当に大先輩で、尊敬はしてるにはしてるんですけど、一緒に物事をいろいろやってくと「このやろー」って思いますね(笑)。
——(笑)どんなところに「このやろー」って思うんですか?
景夕:やまぴかりゃーのライブで、俺から唄い始めで綺麗に唄い上げる曲の時に、いきなり耳元に来て何か言うんすよ。「もっと感情込めて。そうそうそう、いいよ、いいよ」って(笑)。
——そんなことを言ってるんですか!?(笑)
景夕:そう、そういうことを言ってくるから笑っちゃって(笑)。
靖乃:この間も客席で観てたら、「何であいつ、(景夕の)襟足を食べに行ってるんかな」ってくらいべったりくっ付いてたな(笑)。
景夕:そういうことをやってくるから、もうねぇ〜。まぁ最近は、先輩は先輩だから立てる所は立てるけど、あとは本当に仲間みたいな感じになっちゃってるんで楽しいですよね。一緒にステージに立つことを経験すると、あの人が近くにいると凄い楽な気持ちになるっていうのが分かると思うんですよ。対バンやるっていうよりか、一緒にステージに1回上がってやったら、凄くリフレッシュできるというか。そういう意味でも、今回のツアーではそういった部分でも肩を貸してもらって、いいライブができるような気がしますね。
——緊張が抜け過ぎて、Kraのライブに響かないといいですね(笑)。
景夕:そうなったらそうなったで、それはNAOKIに(笑)。
——(笑)その時にしか観られないKraのライブになりますね。
靖乃:あいつと一緒におると世の中が平和になる感じがします。凄いハッピー・オーラが出てるから(笑)。