ボーカルはステージからよく落ちる!?
——ただ私が楽しみたい内容なんですけど、ファンの方も面白いと感じてくれると思うので是非聞きたいんですが、ここにいないメンバーのちょっとした暴露話を教えて欲しいなって(笑)。例えばうちで言うと、ギターの乙魅が、ステージだとすごい激しく、格好よく、男前にしてるんですけど、ステージを下りるとすごい無口で、意外と可愛いものが好きだったりとか、フワフワしてるんですよ。
ジョウ:ちょっと天然ボケって言うか。ワンマンの通しリハーサルの最中なのに、CCレモンを買いに行っちゃったり(笑)。
しんのすけ:それはなかなかですね! それは怒られるやつですね!
yurica:天然なの?
——そう。だからお客さんもそういう視点で、「格好いいけど、あの人CCレモンなんだよな」とか思って観てもらえると面白いかも。そういう感じで、「こいつ実は!」みたいなのありますか?
yurica:私が一番多いかなぁ〜。
——それは是非聞きたい!(笑)
yurica:私だと、よくメンバーにエピソードで話されるのは、冬にマック(マクドナルド)に行った時に、でっかいサングラスをして、派手な装いで「すいません、アイスコーヒーのホット下さい」ってオーダーしたら、店員さんに「お客様、ホットですか? アイスですか?」って聞かれて、「アイスコーヒーのホット下さい」ってまた答えて。そうしたら「ホットですか? アイスですか?」ってまた聞かれて、馬鹿にされてんのかと思って、「だから、アイスコーヒーのホットください!」って怒鳴り気味に答えて。
一同:(笑)
しんのすけ:怖い、怖い! 自分が間違ってるのに(笑)。
yurica:店員さんが怯えた感じで「ホットですか? アイスですか?」ってまた聞かれた時にハッと気付いて、「すいません、ホットコーヒー下さい」って申し訳なく言ったエピソードをメンバーに爆笑して話されました。
しんのすけ:それはなかなかですね。
——(笑)天然入ってるけど、この気迫で言われたら、店員さん、泣いちゃうかも(笑)。
しんのすけ:僕、ちょっと今泣きそうでしたもん。ちょっと怖いなって思いましたよ、本当に。
一同:(笑)
yurica:本当に馬鹿にされたのかなと思ったんです(笑)。普段は全然怖いキャラじゃないんですけど。
——確かに。意外とやらかすタイプですね。
yurica:やらかしますね。日本語がちょっと。
——たまにおかしくなる?(笑)ステージだと女性も憧れるクールで格好いい感じだよね。
ジョウ:うん、美人な格好いいお姉さんって感じだけど、天然な所もあったね。
yurica:めちゃめちゃそういうのが多いんですよ。やらかしちゃうんですよね。
——そういうポイントに男性陣は弱かったりしますからね。
しんのすけ:ドキッとしますよね。
yurica:するかなー! してくれるかな(笑)。
ジョウ:mikoは人のやらかしが好きだよね。
——今、めっちゃ楽しい!
しんのすけ:怖い、怖い!
——ライブで誰か転んだりします?
yurica:あっ、私! 初めてのレコ発のライブがasiaだったんだけど、1曲目でステージから落ちたの(笑)。asiaのステージって、サイドが出っ張ってて、真ん中だけへこんでるんだけど、ギターとベースがバーンって前に出てったら私も前に行ける気になっちゃって、行ったら無かったの(笑)。
しんのすけ:あぶなっ!
yurica:間奏だったから良かったんだけど(笑)。
しんのすけ:ケガはなかったんですか?
yurica:ケガはなぜかなかったですね。
ジョウ:自分もステージから落ちたことがある(笑)。(渋谷)BOXXで。
——あれは怖かったよね。ステージ結構高かったからね。
ジョウ:(ステージから)消えたよね。唄ってる最中だったかなぁ。前に出たら踏み外した(笑)。
yurica:私は普通にポーンって落ちた(笑)。
——結構、ボーカルって(ステージから)落ちるものか。
ジョウ:落ちる。でも後にも先にもあの1回だけだけど。あれからすごい気を付けてる。下を見てでも気を付ける。
yurica:私もでも、そうなっちゃうかも。
——AKIRAさんは落ちたことってあります?
しんのすけ:AKIRAさんは落ちたことはないですけど、大体いつも腰が痛いって言ってます。
——腰が痛い!? ライブで痛めちゃったりしたんですか?
しんのすけ:分かんないですけど、ライブの度に「腰が痛い、腰が痛い」っていっつも言ってます。
——そんだけ激しく、アグレッシブなステージングをしてるんですかね。結構、腰からヘドバンするタイプとか? それだと絶対に痛めるよね。
しんのすけ:なんですかね。分かんないですけど、口癖のようによく言ってますね。
ジョウ:ご自身は何かありますか?
しんのすけ:僕はこの間のライブで四十肩みたいになりましたね。今、肩が痛いですね(笑)。
ジョウ:重たいもんね、ベースって。
しんのすけ:重たいですよねー。肩が痛くて。
——でもライブ中は、そういうのは忘れちゃう感じですか?
しんのすけ:ライブ中は忘れちゃいますね。終わった後にどっときますよね。
——忘れちゃうが故に余計痛めちゃうみたいな。
しんのすけ:そうなんですよね。
ジョウ:ボーカルもギター陣やベース陣と衝突する時ってあるじゃないですか。一瞬痛いけど、やっぱ忘れない? ライブ中だと。
yurica:全然痛み感じないかも。落ちた時も全く痛くなくって。
ジョウ:落ちた時は痛みは感じなかったけど、恥ずかしかった。
yurica:そうそう、恥ずかしかった!
——どうやって格好つけて戻ろうって?(笑)
yurica:でも私、後ろの人には気付かれなかったみたいで。最前列の人には「あっ、落ちた!」って思われたけど、後ろの方の人には演出でしゃがんだのかと思われたみたいで。
——なるほど。間奏だしね。
yurica:そうそう、間奏だし。唄がなかったから良かった。