それぞれのバンドの“負けないポイント”
——では、「うちはこの部分は絶対負けない!」って部分を他の2バンドに食らわせて下さい!
しんのすけ:なんか嫌ですね。僕はそういう争いがちょっと苦手なんで。
yurica:女子!
一同:(笑)
しんのすけ:うちのバンドは結構まったりしてます。まったり感なら負けないと思います。
——お客さんも入りやすいって感じですか?
しんのすけ:そうですね。観る方もきっと楽に観れると思います。カチっとせず、「まったりやろうよ〜」って感じなので。
——一時期イグ(exist†trace)は怖いみたいに言われてて、フロアから観てて「ナメンナよ」みたいなものしか感じないって(笑)。
しんのすけ:僕らは多分そういうのはないですね。むしろ僕のことなんて、みなさんナメて頂いて大丈夫なんで。
——(笑)でも間口が広いのはいいことですね。老若男女誰でも取り込んでしまえると。
しんのすけ:そうですね。楽に観れると思います。
——それってある意味、うちは頑張ってやらないといけないよね。怖いって言われちゃうから(笑)。
ジョウ:そうだね。完全に自分たちは負けず嫌いなんで。メンバーがそれぞれ、今回出演して下さるみなさんの誰かしらに、自分と共通するもの、シンパシーを感じてる部分を持ってると思うんですよ。で、そういう人が1人でもいると燃えるんですよ(笑)。燃えるとすごい激しいライブになると思うんで、ガンガン攻めます!
しんのすけ:お〜、怖いですね。
一同:(笑)
しんのすけ:でも、僕らも頑張りますよ。
yurica:その荒波に飛び込みます!
——むしろ利用するぐらいの勢いで。
ジョウ:いきましょう!
yurica:負けない部分かぁ…。うちは音数の多さかな。テンポの速い曲が多いんだけど、その中に音数刻みこんでいるので。だから、一曲がすぐ終わっちゃう様に感じると思いますけど、もっと長かったら楽器陣の手足がもげてますね。私はボーカルだからいいんですけど(笑)。
しんのすけ:いやぁ、大変ですよね、絶対。
yurica:楽器陣は、BPM200でも「そこ超絶で!」って容赦なく声をかけあってます(笑)。
——うちは180でひぃひぃ言ってるもんね。
yurica:テンポにも負けねーよって(笑)。
しんのすけ:いいですね、なんか。
——これは燃えそうですね、お客さんも。「どんだけいくんだよー!!」って。
ジョウ:お客さんもいい意味ですごく疲れる一日になるだろうね。
——確かに。速くて、攻められ、魅了され、引き込まれ。
ジョウ:体から心から全部奪われるでしょうね、きっと。
——ぐったりしてもらって(笑)。
しんのすけ:いいですね。楽しみですね。
ジョウ:来てくれたお客さんは、その日は新宿に泊まりで。もう動けないって。
しんのすけ:そしたら、新宿の景気も良くなりますからね。
ジョウ:新宿の景気が心配ですか?(笑)
しんのすけ:ちょっと。景気が良くなるに越したことはないですからね。
yurica:経済効果が上がるってね(笑)。
——そのうち新宿区からなんか来ますよ。
ジョウ:またやって下さいってね(笑)。
——じゃあ、ゆくゆくはということで。
ジョウ:まさか、こんなに大きなイベントになるとは。
——勝手に、新宿区を上げてね(笑)。