この収録曲が出揃った意味やタイトル、ジャケットが表している意味は後から見い出した感じです。
── 新譜『僕がCDを出したら」に関して聞きたいのですが、制作はいつ頃からやっていたのですか?
鮪:3月の頭位ですね。制作はそんなに時間はかからなかったです。
── 今だから話せるレコーディング時のエピソード等がありましたら聞かせてください。
鮪:同じスタジオでandymoriがレコーディングしていました(笑)。今思えば、ラストアルバムの音源をここでレコーディングしていたのかなって。驚いて予定表を二度見しましたよ(笑)。
── レコーディング自体はスムーズに行きましたか?
飯田:リズム隊は特に大変でした(苦笑)。2日間に分けて1日3曲ずつの予定だったのですが、今回はしごかれて1日2曲しか出来なかったです(苦笑)。最初に録った2曲は僕らの中ではよく録れたと思っていたのですが、全然スムーズではなくて。でも何とか手を抜く事なく出来たと思います(笑)。
古賀:僕以外の時はみんなレコーディング時にブースにいるのに、僕の時は何故かみんないない(笑)。担当の方と2人でやりとりして静かに終わる。
── その間、みんなどこにいるの(笑)?
鮪:コーヒー飲んでる。
飯田:安心して(笑)。
── 収録楽曲の曲順はスムーズに決まりましたか?
鮪:最後の2曲はどちらを最後にするか悩みましたね。でもこの曲順で良かったと思います。
── 個人的には『さくらのうた』がとても好きな曲なのですが、この曲は収録楽曲の中では最近出来た曲ですか?
鮪:1番新しい曲です。レコーディング曲のプリプロをしている時に生まれた曲で、たまたま出来たというか。
飯田:スタジオ入ってラスト数分マジックで(笑)。
鮪:スタジオに入った時に残り10分で良い曲が出来ちゃうマジックが起きる事があるのですが、まさにといった曲です。
── 『僕がCDを出したら』を録音する時に、こんな作品になれば良いなというイメージはありましたか?
鮪:テーマ自体はなくて。収録曲も既存曲を使っていたりしたので、割と後から色々と気付きました。この収録曲が出揃った意味やタイトル、ジャケットが表している意味は後から見い出した感じです。
── 『僕がCDを出したら』のタイトルは分かりやすくて素敵ですね!
鮪:このタイトルは古賀からアイデアが出ました。ジャケットも古賀です。実はこの人凄くセンスなくて、普段はあんまり採用されないのですが…(笑)。
古賀:二言で決まった。僕からしたら「あーいけるんだ」って(笑)。
飯田:数年に1回何かあるんだよ(笑)!
古賀:また数年後に何か出せたらな。
── ジャケットにはどんなイメージがあったんですか?
古賀:もう見たまんまですね。もし、僕らのCDがお店に並んだらをイメージしてそのまま表現しました。