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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】9mm Parabellum Bullet(2008年10月号)- 未曾有の快進撃を続ける轟音生命体、 メジャー・アルバム2作目にして早くも不滅の金字塔的作品を完成!

未曾有の快進撃を続ける轟音生命体、メジャー・アルバム2作目にして早くも不滅の金字塔的作品を完成!

2008.10.01

意外とやっちゃってるぞ

──ところで、今回もこの作品のリリースツアーがたくさんありますが、2枚目が出てお客さんの反応も楽しみですね。

菅原:すでにライヴでやっている曲もありますが、『The Revenge of Surf Queen』はインストだから明らかに困惑しているんですよ。こいつらは何をやりたいんだ?って。でも、曲が進むにつれて、そういうことかって納得してくれているようです。

──これ良いですよね。ギターのメロディーはさすがだと思いました。

菅原:ギターが歌ってますからね。

──こういう遊びができるようになったのも2枚目という余裕が出てきたんですね。

菅原:自由な空気が出来てきました。

──CDは爆音で聴いても良いですよね。

菅原:音の分離もすごくいいし、全体で聴くと塊でガツンと出てくるので気に入ってます。

──今年はフェスにも多く出場し、いろんな人に聴いてもらえる環境になってきましたね。

菅原:名前を知ってるけど見たことないっていう人が、フェスだといっぱい見てくれると思うんです。サマソニだと洋楽目当てで来ている人が見に来てくれてましたよ。

かみじょう:コールドプレイが始まる直前まで僕らのライヴを見てくれてました。アンコールまでしてくれてるから「よし!派手にかましてやろうぜ!!」って出て行ったら半分ぐらいになってましたけど(笑)。

──でも、ギリギリまで残ってくれていたんですね。では、最後にRooftop読者の方に一言ずつお願いしても良いですか?

菅原:『VAMPIRE』は自分たちが気に入ったものができたので楽しんでもらえると思います。『Termination』の時はシリアスでクールで真面目なバンドだと見られていたと思いますけど、実は意外とやっちゃってるぞっていうのがサウンドに表れていると思うので、聴いて楽しんでもらえたらいいなと思います。それでライヴにも来てくれたら嬉しいです。

かみじょう:みなさん、こんにちは。Rooftopはすごく面白い雑誌なんですけど、『VAMPIRE』もすごくいいのでぜひ聴いて下さい(笑)。

一同:…??

菅原:何で比べてるんだよ(笑)。

──…こんな感じで、もう大丈夫ですか?

かみじょう:僕にできるのはこれぐらいでした。ご期待にそえなくてすみません(笑)。

菅原卓郎(vo, g)×滝 善充(g)互いの存在なしでは成立し得ぬ怒濤のツイン・ギター、アイアン・メイデンを意識した『Supernova』

──まず、お互いのギタリストとしての特性をどう見ていますか。

滝:卓郎のギターは俺の弾きたいところを弾いてくれるから、ギターがもう1人いてホントに良かったと思うことが多いんですよ。

菅原:絡みとか、押さえてる所とかね。

滝:あと、音の厚みもね。卓郎のギターがなければ、自分の理想的なプレイは絶対にできないと思ってますから。ホントになくてはならない存在ですよ。

菅原:そんなこと言われると照れくさいね(笑)。以前は滝の弾くフレーズを聴いてから自分なりに攻める弾き方をしていたんですけど、それだと曲がどんどん混乱していくだけだから、2本のギターを合わせてその曲の一部だと考えるようになったんです。今もそれが基本だし、俺としては滝が自由に弾ければいいなといつも思ってますね。

──本作では特に『Supernova』でツイン・ギターの妙が楽しめますね。どことなくテレヴィジョンの『Marquee Moon』を彷彿とさせる曲ですけど。

菅原:ああ、格好いいほうに行っちゃったね(笑)。

滝:確かにそう言われると『Marquee Moon』っぽいですけど、俺たちとしてはアイアン・メイデンを意識したつもりなんですよ。俺の友達はメタラーが多くて、みんな「あの曲はメイデンだよね」と言ってくれるので嬉しいです(笑)。

菅原:ただ、メイデンと決定的に違うのは、ギターが1本足りないことですね。

滝:そう、1本足りないからペラペラになっちゃってるんですよ(笑)。

──僕が9mmの音楽を聴いていつもグッと来る要素のひとつは、記名性の高いギター・リフなんですよ。一度聴いたら忘れられない、凄く印象的なリフを量産しているじゃないですか。あれはちょっとした発明品だと思うんですよね。

滝:リフは俺がメインで作ってるんですけど、リフが鳴った瞬間にテンションが上がらないと自分が困るので、できるだけテンションの高いリフを作るようにしてますね。自分もメタリカみたいな耳に残るリフを考えて、何度も弾いて、後世まで伝えたいんですよ(笑)。

菅原:昔の曲には俺の作ったリフもあるんですけど、最近は減りましたね。家ではちょいちょい作って遊んでますけど。

──しかし、9mmのアルバムでデンデケデケデケなサーフ・インスト(『The Revenge of Surf Queen』)が聴けるとは夢にも思いませんでしたね(笑)。

滝:ベースの中村(和彦)君がああいうサーフ・インストを好きだったみたいで。ある日、彼がヴェンチャーズを聴きながらスタジオに来て、「これ格好いいから聴いてみてよ」ってラジカセでみんなに聴かせたんです。確かに格好良かったから、こういう曲を作って夏フェスでやろうぜっていう話になって。それで、俺の思い描くサーフ的な感じで弾いてみたら、ものの10分で完成したんですよ(笑)。

──でも、せっかく完成させたのにアルバムが出るのはすっかり秋という(笑)。

菅原:完全にシーズン・オフですね。過ぎ去った夏を思い返して切なくなって下さい(笑)。

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