ワンマン・ライブは10年分頑張りますんで!
──ところで初のワンマン・ライブ(11月16日下北沢SHELTER)が間近に迫っていますね。
酒井:このタイミングを逃すと、もう永遠にワンマンライブが出来ないんではないかと。今なら10周年っていうお祝いで皆ライブに来てくれるんではないかという下心です(笑)。
──ははは。
酒井:特にワンマンということに思い入れはなかったんですけど、バンドたるもの、いつかはワンマンをやらなくてはいけないだろうってこともウスウス感じてはいました。単純に10年やってきて曲も増えたってことも大きいですね。
──ではセットリストも新旧織り交ぜて長時間演奏する感じですか?
酒井:そうですね。このライブを観てくれればモールスの歴史が総括できると思います。
有泉:いつもは皆が飽きないうちにパッと去っていくんですが、ワンマンは皆を飽きさせるくらいタップリやろうかと。
──ワンマンということで特別に気合いが入ったりする部分はありますか?
酒井:じっくりとゆっくりやろうとは思っています。それと…いつもはライブハウスや対バンに迷惑にならないようにリハーサルも短めで切り上げていたんですが、ワンマンなんでリハーサルも気が済むまでやってみようと思います(笑)。
──他にワンマンならではの企画はありますか?
酒井:個人的なんですけど…1回のライブでギターを持ち変えるっていうのが夢なんですけど。
──(笑)ローディーがギターのストラップを持ち上げて待っていてくれるみたいなことですか?
酒井:ライブハウスにアンプを持ち込んだこともなければ、サブのギターを用意してきたこともないんです。そういうプロっぽいことをしてみたいですね。
──その程度ならいつでもできるでしょうに(笑)。では最後にルーフトップ読者に一言どうぞ。
酒井:ワンマン・ライブが決まっちゃったんで観にきてください(笑)。
──「決まっちゃった」って…そんな受け身ではダメですよ(笑)。
酒井:では頑張ります。
──簡潔すぎますよ(笑)。では気を取り直して有泉さんどうぞ。
有泉:ワンマン・ライブはぜひ観にきてください。10年分頑張りますんで!
──その調子です。
有泉:本当は酒井もやればできる子なんですよ(笑)。 (ここで内野正登/Dr.が仕事帰りのスーツ姿で到着)
内野:遅れてすみません(笑)。
酒井+有泉:もう終わっちゃったよ(笑)。