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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】PULLING TEETH(2007年10月号)- 祝・結成10周年! 一貫してホームグラウンドであり続ける新宿ロフトで初のワンマンを敢行!

祝・結成10周年! 一貫してホームグラウンドであり続ける新宿ロフトで初のワンマンを敢行!

2007.10.01

“酒ナイト”の1番手と2番手はスペシャル・ゲスト

──今年は結成10周年ということで、11月3日にロフトで初のワンマン・ライヴが行なわれますね。

SUZUKI:まぁ、ロフトで呑むためにライヴをやってるというか、そのためにバンドをやってるというか(笑)。だって、○×○×とか□△□△みたいなライヴハウスで呑んだって酒が美味くねぇもんな!

パンサー:ライヴが終わったらそそくさと追い出されて、「もう帰って下さい!」みたいなね。お漏らしの始末をしてくれるような心の広いスタッフはいないしね。

大塚:PULLING TEETHのライヴがある日は、店の酒の消費量も半端じゃないんですよ。その月で言えば確実に売上トップクラスですから。とにかくビールの樽を一番多く用意してるバンドですよ(笑)。

──今までで一番酒の消費量が凄まじかったのはいつか覚えていますか?

パンサー:“酒ナイト”の2、3回目じゃないですか? SUZUKIさんが潰れて血ゲロを吐いてましたからね(笑)。あと、SUZUKIさんを抱えて車に乗ったこともありましたよ。

SUZUKI:間違いなく俺のほうがオマエを何度も車に乗せてるよ! まだ“Iron Fist”の頃、PULLINGが先にやってその後に大砲が出たんだけど、大砲が終わる頃には潰れちゃって、もう俺いなかったからね。

アサノ:そういうのを学習して、最近のライヴはPULLINGが1番目ですもんね。

SAB:とっととやって、とっとと呑むみたいな?

SUZUKI:だから“酒ナイト”の1番手、2番手はスペシャル・ゲストなんだよ。早くライヴを終えて呑んでいいんだから(笑)。

大塚:逆に若手が一番最後みたいな?

──“酒ナイト”は若手を育てる場でもあるわけですね(笑)。

SUZUKI:それも問題なんですよ。若手、若手と言えど、どのバンドを本当の意味で若手と言えば良いのか? っていう。ここにいる連中はみんな俺より年下だけど、SUNS OWLは15年やっていてPULLINGよりも先輩なわけだし、マイライトが辛うじて後輩だけど、メンバーはみんな30歳を超えてますからね。30過ぎた中年を若手と呼ぶのはどうなんだ? と。でもまぁ、永遠の若手はSPANAMかな(笑)。あいつらは30そこそそこだけどね。 (ここでMINOR LEAGUEの亨氏が登場)

SUZUKI:おう! お疲れ!

亨:うわッ、もうみんな完全にベロベロじゃん!(笑)

──そう言えば、最近の若手バンドは打ち上げもせずに帰ることが多い傾向にありますよね。

大塚:それどころか、酒自体を呑まない人達が増えてますね。

アサノ:そりゃ、もったいないお化けが出ますよ!

パンサー:よろしくない状況ですね。この繋がりだって、打ち上げがあったからこそ生まれた絆なんですから! 黄金が眠ってる金山をみすみす見逃してるようなもんですよ! “酒ナイト”万歳ですよ!

SUZUKI:あ、そうだ! 今年の“酒ナイト”は各バンド40分で行くから! バンドの数を減らしていこうかなと思って。あの永遠の若手であるSPANAMですら10年以上やってるわけだから、そろそろ本気で力出すぞということで。各バンドの持ち味を出し切って、自分達のお客さん以外にもちゃんとアピールする感じで…要するに出会い系だよ! 時代は今、出会い系です!(笑)

──それ、微妙にズレてる気もしますけど…まぁ、ロック好きはシャイな人が多いし、たらふく酒を呑んで開放的になろうと?

SUZUKI:そう! だから今年は樽酒2個で! この間は1バンドで樽酒がすぐになくなっちゃったから(笑)。

パンサー:樽酒をお客さんに振る舞うと大渋滞が起こりますからね!

05_ap01.jpg──それじゃ店としては商売あがったりですね(笑)。

大塚:でも、みんなそれ以上に呑むので。常連のいつも酔わない人が酔ったりしてますからね。

SUZUKI:日本酒を呑んだがゆえに、もっと呑みたくなって呑んでるんだから。

パンサー:それは作戦だよ! 売上返せよ! カムバック!

大塚:(無視)じゃあ、今年は2樽用意しますよ!

SUZUKI:いや、2樽じゃ足りないかもしれないね。

大塚:…ってか今気付いたんですけど、11月のワンマンじゃなく“酒ナイト”の話になってますよ!(笑) 軌道修正しましょう!

パンサー:ご祝儀代わりにみんなチケット買って下さいよ。ご祝儀込みで3000円だから安いもんでしょう!

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