楽しく、無邪気に、もっと進化していく
──COUNT DOWN JAPAN06/07で幕開けした2007年ですが、2007年の展望は?
大坪:ライブで始まった年でもあるんですけど、基本的にうちはライブバンドだから、一本一本を大切にっていつも思っていて。今までは、本当に少しずつ右肩上がりだったから、2007年もそれを持続して、コツコツと成長してたくましいバンドにもっとなれればなと。急激な伸び方って怖かったりするんです、俺。急にどかーんとなってるバンドって。その後どうなるかも怖いし、それについていけてる人ってそんなにいないんじゃないかって。バンドが売れてほしいのはあるけど、ひとライブひとり動員増やすくらいの精神で伸びてくるのが成功に繋がるのかなって思うんですけど。とにかく楽しんで、楽しむっていうことを忘れないように、音楽をやっていきたいと思ってます。音に関しては、もっと幅広く進化していこうかなと。いろいろ案はあるんで、世の中を驚かせるようなことを、もっともっとやっていきたいなと。
吉田:昨年が、初めてのことがホントにいっぱいあって、初めてのフルアルバムを出し、ワンマンをやり、夏フェスもいろいろ出させていただいて。昨年の春からメジャーで活動させていただいてるんですけど、新しいことや初めての環境が多くて。それはすごく楽しくて、いろんな感動を味わえたんですけど、やっぱり戸惑うことや悩むこともいろいろあった。いろんな人と関わるようになって、いろんなことを消化しながら活動してきましたね。でもそういう初体験のことは昨年終わらせてしまって、今年は勝手がわかってることばかりになったので、ただもう楽しめる年だと思うんです。
──2006年でかなり経験値はアップしたってことですね。
吉田:もっともっとやれることはあるんですけど、昨年よりは無邪気に、素直に、いろんな楽しいことをやりたいですね。誰も思いつかないことや、他のバンドじゃやらないだろってことをやるのがうちのバンドのスタイルだと思うんで。楽しいことを無邪気にむちゃくちゃやれたらいいなと思ってますよ。