ガールハントグランプリツアー“セカイクリング”
──全12曲で40分弱ってアッという間に聞き終わるアルバムですね。
マスザワ:短い方が好きなんです。もったいぶるのが好きじゃない。そこに込めてる思いも含めていい曲が多いので、いいアルバムなんじゃないかな。音もいいと思う。綺麗に録れたし。
──初めて聴く人もずっと前から好きな人も楽しく、いろんな発見をしながら聴くのもおもしろいかもですね。ガルハンらしいパーティー的なサウンドも多く…。
マスザワ:良かったでしょ?
──良かった!
マスザワ:それでいいんです。曲は短くしてるし、パンチ力があるし、全部キャッチーだし、パパーンって。
──『得体の知れぬ(寂しい)怪物』とか終わり方が、中途半端で終わるから、あれ?って。
マスザワ:展開して終わる。サビにもどらないっていうのはわざと。いいアルバムができたので、これを引っ提げて『ガールハントツアー“セカイクリング”』に行きますから。
チバ:セカイクル(ジャケット写真参照)で行くの。
マスザワ:ブレーキもギアもないの。
──…大変そうですね。ところでツアーはこれで全部ですか?
マスザワ:1月・2月にもライブはやるけど、僕らのツアーはこれ。
──それで、ツアーファイナルは4/22にクアトロワンマン。
マスザワ:ここで『中チン☆サンタ』をやろうと。
──完全に季節遅れですね。
マスザワ:逆に先取りです(笑)。 真面目なんだかふざけてんだか本気なんだか嘘なんだかっていう、それをインタビュー読んで「何だコレ?」って聞いてもらえると嬉しいな。曲でしっかり答えを出しているつもりなので。
──はい。では最後に2007年はどんな年にしたいですか?
マスザワ:このCDを聴いて、みんなが「いい!」って言ってくれるのが一番楽しみです。
チバ:そうですね。年始めにリリースしてから、ツアーまでに時間があるので聞き込んでもらって、ツアーに出たらおいしい物を食べて…。あったかいお客さんに恵まれ、ワンマンが成功した暁にはしばらく休みたいです。
マスザワ:でもうまくいくと「この調子で」ってなるから。
チバ:新曲作ってワンマンでやると「あるんだったら録ろうよ」って。
マスザワ:駆け抜けているんです。まあやらせてくれるのは嬉しいことだから。
──マスくんは自分でレーベルもやっているから、所属するレーベルのことが異常に気になったりしません?
マスザワ:すごい気になりますよ。だからレーベルの人に「お前、ミュージシャンとして生きていけ!」って怒られたもん(笑)。
一同:(笑)