Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】真空メロウ(2003年11月号)-全部褒め言葉としてとってます。

全部褒め言葉としてとってます。

2003.11.01

ライブを見て心の中に花を咲かせて欲しいです

──アルバム発売の2日後(11月14日)にシェルターでレコ発が行われるわけですが、普段から皆さんがライブで目指すところはどういうところですか?

栗原:ムリにコミニュケーションをとったりとか、ムリに煽ったりとかそういうのは違うなぁと思います。お客さんにはもちろん楽しんで欲しいんですけど、笑えたから楽しいとか、そういうもんでもないと思うんで…。見たって言う記憶が残ればいいと思いますね。

橋口:僕は自分がまず楽しむことを心がけています。今井君は好きなようにやってるんで、それを感じつつ。お客さんは、普通 に体動かしたりとか手を上げたりとか…。わかりやすいアクションを押しつけたりとかもないし、静かに聞いてるけど心の中で花咲いてる人もいるだろうし、というかそういう人がいて欲しいなという感じで。

──今井さんは……ライブ大好きそうですね。

今井:音楽自体、ライブをやってる最中にしても音源作るにしても自分に向き合うっていう作業があるじゃないですか。真空メロウのライブを見たり聞いたりしてもらって、その人の生活に入り込むようなのをやってます。歌詞には出てこないですけど、みんなしんどい毎日だけど一人じゃないぞと。みんながんばってるし、がんばろう! って思えるようなものを作ろうと。でも、自分が知らないところで、知らない人が自分達のCDを聞いてくれてるっていうのはすごいことですよね。それで、CD聞いてくれた人がライブに来てくれて、ちゃんとライブで僕らの思いを表現して納得させていきたいですね。全然技術的な話ではないんですが。

──ではワンマンの意気込みを。

橋口:よく食べよく寝。

栗原:とりあえず病気しない。

橋口:病気は終わってからしよう! がテーマです(笑)。

──アルバムと一緒だ。

橋口:今回、初のワンマンになるんですよ。だから未知との遭遇ですね。

栗原:今までのライブは最長でも45分なんです。でも、別 に時間を埋めなきゃならないっていうのを一番に考えてるわけではなくて、それよりできることをちゃんとやったほうがいいかなと。

今井:これまでに僕らのライブを見たことある人もない人とも、長い尺では僕らも初めてやるんで、すごい面 白いと思います。自信はまあ……。

栗原:体力をしっかりつけて、当日はシェルターをいっぱいにしたいですね。

──最後にルーフトップを読んでる方々に一言。

栗原:とりあえずアルバムを買ってじっくり聞いてもらいたいと思います。はい。

橋口:そして、ライブにももちろん来て欲しいし、CDはいろんな世代の人に聞いてもらいたいですね。

今井:僕は今回『ぞうの王様』ができたところで明日死んじゃってもいいかなと思えるぐらいのができたんで…。身を削るように命削ってます。…イメージは…。

橋口:実際は。

今井:案外グーたらしてます…。

全員:(笑)

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