いろんな人の評価ってあるよね
大槻:いろんな人の評価もあって
──週刊文春の近田春夫の「考えるヒット」っていうの、読んだ?
はなわ:人に聞きました。
大槻:「はなわのベース&ボーカルはスティング以上!」日本のスティング!
全員:爆笑
はなわ:びっくりしました、それには。
大槻:もう寺尾聰も越えたでしょう。スティング越えたら、あとはポールマッカートニー。日本だといかりや長介くらい。
はなわ:ほんとビックリしますね、いろいろ。
大槻:でも、ベースピック弾きだよね? 「考えるヒット」には指弾きのってあったから。
はなわ:僕、ピック弾きしかできないです。
大槻:近田春夫さんもちゃんと見てないなと。でも、街歩いていてもめんどくさいでしょ?
はなわ:最近それはやっと出てきましたね。
大槻:とんでもない人とかいない? いきなりおばさんに囲まれて「サインしてよ」ってサインした後に「コレなんて読むの?」とか「あんた誰?」とか。平気でいうでしょ。あと、飲み屋でねーちゃん連れてる怖そうなオヤジが突然箸袋持ってきて「これにサインしてくれよ」とか。そういうのはないの?
はなわ:あははは。あ、でも結構そういうのはありますね。一時期気持ちよかったんですけど。
大槻:さすがにちょっともう、やだなってところでしょ。
はなわ:そうですね、それは正直ありますね。よくここ(髪のてっぺん)を触られたりする。で、やっぱ感じるのはですね、昨日も熊本のショッピングセンターでやらせていただいたんですけど、3000人くらいですか?
マネージャー:5000人。
大槻:5000人来たの!?熊本のショッピングセンターに。すごいねー。じゃ、熊本中からきてるんじゃない?
はなわ:そうそう、そうなんですよ。そこでたまたまスピーカーが割れちゃってお客さんに聴こえなかったみたいで、会場がザワザワザワザワしてて。そうするとネタをやっていても面白くないと言うか。要はテレビとかでブームになっているんで「あいつ今日見ておくか」みたいな感じで来てくれてる。ま、それだけでもありがたい、贅沢な話なんですけど、これはちょっとなぁと。
大槻:すごい! ほんとバンドブームの頃にバンドマンがみんな思ってたことみたい。そうなんだ、今ちょうどそういう時期なんだ。じゃ、テツ&トモもそういう時期なのかな?
はなわ:テツトモさんとかもそうなんじゃないですかねー。
大槻:ゲッツの人(ダンディ坂野)とかも。
はなわ:ゲッツもそうだと思います。いっつも思いますけどね、はなわをこうやって見に来てくれてるけど、これテツトモでもゲッツでも来るんだろうな、もしかしたらテツトモやゲッツだともっと来るんじゃないかなとかそういうことばっか考えてるんですね。
大槻:俺も、“今日は筋少でこんなにきたけど、これたまでもいっぱい来るんだろうな”って思った!十数年前を思い出しますな。
はなわ:ジュンスカイウォーカーズ、Xとかもすごかったですよね。僕らすごい小規模ですから、あんなに大きくないですけど、“品川庄司と一緒に出たら、品川庄司の方がすごい人気あるしなー”とかですね。