先月15日と21日、恒例の『大島薫とゲイストリップを見ようの会』が行なわれた。集客は2日合わせて240名ほど。一昨年の1月から始めて毎月開催して3年目。少し集客が落ちた。
始めた年は前売りチケットが販売と同時に完売し、何度か販売サイトがサーバー混雑によってエラー落ちもしたのだが、やはり何年かやっているとこういう時期が来る。
ゲイストリップ団体とは「人が来なくなってお互い儲からなくなったらやめましょう」とは言っていたのだが、もちろん何もせずやめるわけではない。ツイッター等の告知では「最近集客がなくなってきています。いつまであるかわからないイベントですので、この機会にご参加ください」とよくつぶやく。
マイナスなことを明らかにするのはどうかという意見を見たが、「イベントもタレントも作家もお店も……人気がなければやっていけなくなる」ということは本人たちがファンに伝えるべきだと思う。
かつて引退を発表したアーティストが「ずっと前から好きでした。コンサート行きたかったです」と言うファンに「引退する前に聞きたかったです」と言ったことがあった。
誰からも応援されない、買われない商品は棚に並ばなくなるのだ。当たり前のことだが、みんなそれをよく忘れてしまうらしい。
大島薫:1989年6月7日生まれ。ブラジル出身。ノンホル(女性ホルモン未使用)、ノンオペ(性転換手術をしていない)を公言している、純粋な男の子。Twitterフォロワー約15万人を誇る。女性よりも可愛らしい容姿を武器にセクシー女優として活躍していたが、2015年6月に引退。現在はマルチタレントとして幅広く活動中。