運を引き寄せる人と運を逃す人の違いを20年間ずっと勉強してきた。
目に見えない絶対に変えることのできない「運」は存在している。誰でも生きていれば経験する、「これは運が良かった」「これは運が悪かった」と思えることが。ただ、その瞬間の「運が良かった」が後の未来の幸せに繋がるとは限らない、逆に「これは運が悪かった」が後の幸せになる場合も充分にある。何事も運やその瞬間に一喜一憂しないことが大事。
では、どんな人が「運」を掴んでいるのか。「挨拶ができる」「品がある」「感謝がある」「恩返しする心を持っている」「愛がある」「他人へ親切」「他人へ与えることができる」「日々成長する努力をする」「楽しいことを考える」「行動力がある」──このすべてができている人は運を自然と掴んでいる。この中のひとつでも欠けてはいけない。
運を逃す人は「愚痴や不満を言う」「怒る」「機嫌が悪い」「感謝をしない」「怠ける」「自分の得だけを考える」「行動しない」「自分に甘い」「他人任せ」「つまらないことばかり考える」「挨拶をしない」「言葉が悪い」「下品」。そういう人は、ドンドン運を逃す。ここまでを読んで、「それは性格がいいか、人として立派なだけでは…」と思う人がいると思いますが、正解です。運は人として立派な人に味方します。
人の幸せのすべては「他人」だということを忘れてはいけない。お金があってもお金の意味がなく、そこに他人がいるから自分を満足させるものに変わる。「すべての幸せは他人がいるから」だと気がつけば、どう生きることが大切なのか簡単にわかるもの。自分勝手に生きてはいけないことが自然とわかるもの。ただ、特別な才能や天才的な能力を持った人の場合はこれに当てはまらないこともありますが、そこをいちいち探すよりも、まずは「運が良くなる生き方」に真剣に取り組んでみるといい。運を自然に掴む人の最も多いパターンは、「良かれと思って言ってくれたことをすぐに実行する」です。