掃除ができない人は仕事ができない、表面的に仕事ができていたとしても必ず大きな落とし穴に落ちることになる。本当に一生懸命必死に働いて手に入れたお金で購入した物は誰でも大事にする、それができないということは仕事に一生懸命ではなく手を抜いているか、誰かに面倒な仕事を押し付けている証。
子どもの頃に小遣いを貯めて購入したゲームはどんなに面白くなくても一生懸命やって楽しんだ、やっと貯めたお金で買ったCDだから何度も何度も聴く、そんな経験をした人も多いと思う。大人になると物を大切にしなくなる、そこそこ仕事をしていれば多くの人は生活に困らない程度のお金をたやすく手に入れる、たやすく手に入れたお金で買った物だから自然と大事にできない。部屋を見ればその人がどんな心持ちで仕事に向かっているか分かるもの。
何よりも我が身を大事にできないで、どうして他人を大事にできるのか。「自分に優しく、他人にはもっと優しく」これが理解できない人がいる。己を大事にできない人が何を考えているか分からない他人を大事にできるわけがない、複雑な人間関係をしっかりすることはできない。ホコリぼったく汚れた部屋に20年生活している人と、綺麗で空気の入れ替えができている部屋で20年生活している人では、人として差がついてくることくらい誰でも分かる、どちらのほうが病気になりやすいかも、少し考えれば分かるもの。自分に優しくない人は他人にも優しくできないから。
そして、磨けば輝く物は何でもピカピカにしておくといい、輝くことを知るとドンドン磨きたくなる、ステンレス素材は磨きがいがある、床も壁も鏡も磨いてみるといい。その磨く行動は己も同じ、自分を磨くことを忘れている人がいる。磨けばピカピカに輝く可能性があるかもしれない。掃除はそれを教えてくれている、あなたも磨けば輝く、掃除から己の生き方を見つけてみるといい。