レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1996年6月は、シェルターに2回。
6月5日はZK RecordsとLess Than TVの企画イベントで、WRENCH、MANWOMAN、FRUiTY、We are the world、ATOMIC FIREBALLが出演。
ZK & Less Than TVのフライヤーに、シェルター公演も載っていました。We are the worldやFRUiTY、WRENCHの新譜も掲載されていますね。
WRENCHの1stフルアルバム『BLACK HOLIDAY』のCDが発売されたのは、1996年3月1日。
アナログ盤も数カ月後に発売されていますが、正確なリリース日は不明。「ZIKS-028 ¥2500 CD 12songs Now On Sale」「ZIKS-028LP ¥2000 LP 9songs Coming Soon!!」と記載されているので、このフライヤーが刷られた時点ではまだ発売されていなかったようです。
『BLACK HOLIDAY』のアナログ盤は、ジャケットの色がCDと異なります。CDは所有していないので、フライヤーを掲載。
そしてこちらがアナログ盤。名越藤丸氏(ds)、松田知大氏(b)、坂元東氏(g)、和田成文氏(vo)のサイン入りです。
12曲入りのCDに対し、LPは9曲入り。曲順も異なります。
CDの曲順は以下。
CDの曲順は以下。
1. Inner Concentration
2. 窓から外へ
3. 呼吸する夢
4. 空
5. 地図の向こう側
6. レンダン
7. Languages Made Monsters
8. Don't Touch
9. 無題(Free Title)
10. Midnight Express
11. G・Y・P・S・Y
12. I'm So Cute
そしてLPの曲順がこちら。
side-A
1. 呼吸する夢
2. 窓から外へ
3. 地図の向こう側
4. 無題(Free Title)
5. G・Y・P・S・Y
side-B
1. 空
2. レンダン
3. Inner Concentration
4. I'm So Cute
1995年11月に出た12インチに収録されている「Languages Made Monsters」と「Midnight Express」、インタールード的な「Don't Touch」がカットされています。おそらく音圧を重視したのでしょう。収録時間を短くすれば、面積が限られているレコードの盤面に音溝の幅を広く刻めるので。
(一般的に、音溝の幅が狭いレコードは音圧が低くなると言われています)
大幅に曲順が異なりますが、ラストが「I'm So Cute」のカバーであることはCDと共通しています。彼らは当時、ライブでもこの曲を最後に演奏していました。
「I'm So Cute」は、フランク・ザッパが1979年に発表した『SHEIK YERBOUTI』の収録曲です。
* * *
6月28日はSCHLONGのジャパン・ツアー最終公演で、SUPER JUNKY MONKEY、DOVE、U.G MAN、赤天(吉田達也&津山篤)がゲスト出演。
不勉強につきSCHLONGというバンドについての知識がなく、調べてみたところOPERATION IVYのデイブ・メロ(ds)が結成したバンドとのこと。まったく知りませんでした。
この日のライブもチラ見しただけですが、後悔はありません。国内アクトの熱演を十二分に楽しませていただいたので。
【五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール】
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。