レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1996年5月は、シェルターに2回。
5月1日はCOCOBAT、SHERBET、DOVEが出演。
『Devil's Rondo』のCDとセット販売されたCOCOBATのスクラップブックに、フライヤー画像が載っていました。
ロフトやシェルターのフライヤーも多数掲載されているので、非常に重宝しています。まだ買えるのでぜひ!
toeの山嵜廣和氏(g)やSTORM OF VOIDの関大陸氏(ds)が在籍していたSMELLING CUNTSが、DOVE名義で活動するようになったのはこの年(1996年)。フライヤーに「ex. SMELLING CUNTS」と記載されているので、改名直後だったのかもしれませんね。
1995年12月にリリースされたオムニバスアルバム『FAR EAST HARDCORE』には、SMELLING CUNTSとして「Egoism」と「Truth」の2曲を提供しています。
『FAR EAST HARDCORE』については、第36回をご覧ください。のちに関大陸氏が加入するenvyのクレジットが、前身バンドであるBLIND JUSTICEと混在していることにも触れています。
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5月19日は、SUPER STUPIDを観にシェルターへ。アーカイブにはSUPER STUPID、GUINNY VAMPS、MAY-GONの3組が記載されていますが、私のメモに書かれていたのはSUPER STUPID、サニーデイ・サービス、GUINNY VAMPS、BRAHMAN。
今回のコラムを作成するためにメモを確認するまで、このイベントにBRAHMANが出ていたことをすっかり忘れていました。彼らのライブを初めて観たのは翌年(1997年)だとずっと思っていたので。
記憶を整理してみたところ、シェルターに入場したのはイベントの途中からで、BRAHMANのライブを観たのはほんの数分。印象に残らなかったのも当然でしょうね。
1995年に制作された4曲入りのデモテープを掲載。現物を持っていないので、彼らの所属事務所にお邪魔してジャケを撮らせていただきました。
格闘技の練習会でヴォーカリストのTOSHI-LOWと知り合うのは、この日のライブから約半年後。
SUPER STUPIDやサニーデイ・サービスも良かったけど、ベストアクトは東京ガレージ・シーンで活躍していたGUINNY VAMPS。それ以前にも何度かライブを観ていますが、GUINNY VAMPSの名前を聞いてまっ先に思い浮かべるのはこの日のステージです。
GUINNY VAMPSが「Things」と「Caution」の2曲を提供した『弁天弁当』。1994年に発表された女性バンド9組によるオムニバスCDで、GUINNY VAMPS、DROOP、ロリータ18号、The Flamenco A Go Go、Choosey Mojo Bees、Noodles、Love Pigs、SUPER JUNKY MONKEY、SUPER BALLが参加しています。
ジャケットのサインは、SUPER JUNKY MONKEYのMutsumiちゃん。
五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。