レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
1995年9~10月はロフトに1回、シェルターに2回。9月の前半、SUPER JUNKY MONKEYのUSツアーに数日ほど同行していたので少なめです。
渡米の目的はもうひとつ。メジャーリーグで一大ブームを巻き起こしていた野茂英雄の登板を、ドジャー・スタジアムで観戦すること。近鉄バファローズ時代から応援していた野茂の勇姿を、SUPER JUNKY MONKEYのメンバーやスタッフと一緒に目撃しました(自慢)。
どうやら衛星放送のメジャーリーグ中継で、野茂に声援を送る我々の姿が映し出されたようで、帰国後、「Mutsumiちゃん(vo)たちとドジャー・スタジアムに行ってたよね?」とか「お前ら、ばっちり映ってたよ(笑)」といった感じで、多くのバンドマンや友人たちから興奮気味に声をかけられました。
当時はみんな、野茂に熱狂していましたからね。メジャーリーグで日本人が活躍するなんて、想像すらできなかったので。あれから四半世紀以上の歳月が流れたのか……(しみじみ)。
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1995年10月14日はシェルターで、GRUBBYとHi-STANDARDのツーマンを観ました。
ハイスタの1stフルアルバム『GROWING UP』がリリースされたのが、1995年11月1日。この日のシェルター公演は、アルバムが発売されるおよそ半月前に行なわれたイベントということになります。
ハイスタの3人にサインを入れてもらった『GROWING UP』。左から、恒岡章さん(ds)、難波章浩さん(b,vo)、横山健さん(g,vo)。
ありがたいことにCDとLPが同時発売されたので、迷わずLPを購入しました。
そしてこちらは、レコードジャケットの中に入れて保管しているステッカー。付属の購入特典、もしくはライブ会場で配布されたものではないかと思われますが、記憶が定かではありません。
アルバム発売日の10日後からリリースツアーがスタート。フライヤーです。
ロフトで初日が開催されていますが、この日は大阪に遠征していたので不参加。SUPER JUNKY MONKEYが出演した心斎橋クラブクアトロのイベントを観に行きました。
デザイン違いのフライヤーも掲載。
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ご存じの方も多いと思いますが、2023年2月14日にHi-STANDARDの恒岡章さんがご逝去されました。そして彼が亡くなる2日前に、DE LA SOULのトゥルーゴイ・ザ・ダヴも他界しています。
1stアルバムが好きになれず、敬遠していたDE LA SOULを聴くようになったのは、ツネちゃんが薦めてくれたから。西新宿時代のロフトの前で、4thアルバム『STAKES IS HIGH』の素晴らしさを熱く語ってくれたんですよね……。
謹んで哀悼の意を表します。安らかに。
丸に囲まれた平仮名の「つ」は、ツネちゃんの初期サイン。
五辺宏明(ごべひろあき)プロフィール
レコード&昭和プロレス愛好家。ロフトグループの加藤梅造社長との出会いは、ライブハウスのモッシュピット。