週末は弊社オーナーの著作二冊の本文出校、最終確認。
あれだけ何度も文字校正したはずなのに誤植が見つかるので神経を尖らせる。
一方は8年前に大手出版社から刊行してもらった弊社創成期のクロニクルの新装版で、この先また永く読み継がれることを意識して鬼の文字校正。
BOØWYのくだりにマネージャーだった土屋浩さんのことが出てくる。
急にあの二カーッとした笑顔を思い出して、「しいちゃん!しいちゃん!」と呼んでくれる声が脳内再生されたら思わず涙腺が緩んだ。
もうシゲさんや宮野さんとは再会したのかな。
念を込めるわけでもないけど、BOØWYの遺した音源でもわりと好きな『CASE OF BOØWY』の1st、2ndあたりの再現ライブを聴きながら赤入れした校正紙をスキャンして印刷所に送った。
土屋さんもそうだが、ロフトを愛してくれた人たちの思いも含めてこうした書籍として残して次の世代に伝えるのが自分の役目だと考えている。
書籍も雑誌も校了までは死ねないといつも思う。
ひとまず今回のミッションはこれにて終了。
うちには7年前からいいちこしかないけれど、たまには土屋さんが愛飲していたメーカーズマークを飲んでみよう。
そういえば今日5月11日はBOØWYが暴威として新宿ロフトのステージでライブデビューを飾った日。もう39年も前の話だ。
やっぱりメーカーズマークでささやかにお祝いしないとな。
暴威LOFT FIRST LIVE!!の日に
2020.05.11