Rooftop ルーフトップ

BURAI

トップ編集無頼帖I LOVE MACKSHOW Vol.0

編集無頼帖

I LOVE MACKSHOW Vol.0

2011.09.09

SN3F1855.jpg21年振りのCOMPLEXをドームで体感して以降、8月は疾風怒濤の日々。本誌誌面とwebのインタビューの他にタワーレコード限定配布のマックショウ小冊子取材・編集、ロフトプラスワン発“団地団”単行本のロケ取材・編集、ライジングサンでの映画『kocorono』トークライブ司会(24時間弾丸ツアーでした)、その他各種イベント・新規単行本の企画打ち合わせ。その合間に急遽自宅の引越も決めてしまい(阿佐谷内移動ですが)、公私共にテンテコマイ。
とりわけ、本誌の月末校了とマックショウの小冊子「TOWER RECORDS×ROOFTOP ROCKA-COLLABORATE FREE MAGAZINE『I LOVE MACKSHOW Vol.0』」の入稿時期が重なってなかなかシンドイ思いもしましたが、本誌最新号の表紙巻頭もマックショウに飾ってもらえたことだし、昭和八十六年の八月はマックショウと駆け抜けた充実した夏として後年記憶するような気がしている今日この頃。
『I LOVE MACKSHOW Vol.0』はマックショウのニュー・アルバム『ROCKA-ROLLA ZERO』の発売に合わせて何か面白いことができないかと発売元であるメディアファクトリーの川戸氏(炎のロックンロールA&R!)から打診を受け、不肖ワタクシめが責任編集したものです。
CDはネットからクリックひとつで買うよりもショップに足を運んで買うほうが格段に楽しいと川戸氏も僕も常々考えていて、リスナーの方に何とかショップへ足を運んで欲しいということでこしらえた側面もあります。それなら、歴史的な縦軸とジャンル的な横軸を関連するCDで陳列してくれるタワーレコードが一番だろうと。僕自身、職場から近い新宿のタワーレコードはJ-POPの階からワールド・ミュージックの階まで隈無くチェックするのが好きだし、まるで宝島にいるみたいで胸が高鳴ります。ワンクリックで商品が家まで届くのは確かに便利だけど、どうにも味気ない。買い物は足を使うのが醍醐味であります。そこにしかない情報が必ずある。
それはさておき、『I LOVE MACKSHOW Vol.0』はサブタイトルにもある通り天下のタワーレコードと我々ルーフトップがコラボレートしたフリー・マガジンで、A5判、全8頁、オールカラーの冊数限定アイテムです。全国のタワーレコードで入手可能ですが、特別に我が新宿ロフトと下北沢シェルターにも置かせて頂くことになりました。是非手に取ってみて下さい。内容は、メンバー自身による『ROCKA-ROLLA ZERO』全曲解説、タワーレコード新宿店副店長・花野顕氏と不肖ワタクシめの座談会、タワーレコード・スタッフのレコメンド・コメント等盛り沢山。ちなみに本誌のインタビューと被る箇所は一切ナシ。最新号の本誌共々、『ROCKA-ROLLA ZERO』の副読本として活用して頂ければ嬉しい限りです。
この『I LOVE MACKSHOW Vol.0』同様、某バンドのタワーレコード限定フリー・マガジンを本誌編集長が目下制作中。入稿間際で顔面蒼白、隣の席で頭を抱えながらインタビュー原稿の文字を削っています(笑)。こちらは詳細が固まり次第ご報告しますので、どうぞお楽しみに。

このアーティストの関連記事

PROFILEプロフィール

椎名宗之(しいな むねゆき):音楽系出版社勤務を経て2002年1月に有限会社ルーフトップへ入社、『Rooftop』編集部に配属。現在は同誌編集局長/LOFT BOOKS編集。本業以外にトークライブの司会や売文稼業もこなす、前田吟似の水瓶座・AB型。

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻