1月21日（土）に東京・神保町試聴室にて東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023（以下、東京国際バリサク・フェス）のキックオフ・イベント『彼とボクらのツアーは続く』が開催された。
冒頭、東京中低域の選抜メンバー5人が豪快な演奏で登場し開会を宣言。シームレスに登場したのは上野洋子と上運天淳市のふたりで、実験的かつ刺激的なインプロビゼーションになだれ込む。
インタールードを挟んで、8名の混声ヴォイス・アンサンブルがステージにあがる。東京国際バリサク・フェスを主宰する水谷紹と上野洋子が中心になって本キックオフ・イベントのために結成された“名無し”の新ユニットで、ふたりが書き下ろした楽曲5曲を披露し、素晴らしいパフォーマンスを見せつけた。このアンサンブル、オーディエンスの評判もよく、東京国際バリサク・フェス内で再登場するかも。
エンディングは出演者全員で肉声とバリトンサックスのセッションで満員の客席を大いに沸かせ、来る東京国際バリサク・フェスへの期待を煽った。
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023は2月12日（日）から2月19日（日）の間の6日間、東京・吉祥寺スターパインズカフェにて12組超のミュージシャンが集って開催される。公演チケットのお求めは公式サイト参照。
彼とボクらのツアーは続く / 東京国際バリトンサックス・フェスティバル・キックオフ
2023年1月21日（土）東京・神保町試聴室
出演者（バリサク・フェスでの出演ユニット名 / 出演日）：
上野洋子（Vo, electronic musical instrument / The Last Day of Winter / 2月12日）
上運天淳市（Tp, B-cl）
混声ヴォイス・アンサンブル（柴田暦、岩崎なおみ、居留守かりん 他）
永田こーせー（東京中低域 / 2月14日、atagan / 2月15日）
鬼頭哲（東京中低域 / 2月14日、渋さ知らズ劇場 / 2月13日、CHIZ / 2月19日）
東涼太（東京中低域 / 2月14日、FouHERO 5 / 2月13日）
水谷紹（東京中低域 / 2月14日、tah! / 2月15日）
鈴木広志（東京中低域 / 2月14日、tah! / 2月15日、Small Stone Baritone Ensemble / 18日）
筒井洋一、宇多川寅蔵（東京中低域 / 2月14日）
※2月12日からのフェスティバルには井出崎優、山本昌人、山中ヒデ之、佐藤敬幸ら東京中低域メンバーも出演します。
Live Info.
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023
開催日：Day1〜Day4：2月12日（日）〜2月15日（水）、Day5&6：2月18日（土）＆19日（日）
会場（全公演共通）；東京・吉祥寺スターパインズカフェ
チケット価格（各公演共通）：前売 3,900円＋1ドリンク/当日 4,400円＋1ドリンク
※各公演の出演者、開場 / 開演時間及びチケットのお求めはイベント特設サイト参照
