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しらい(ソロアイドル)- やりたいことをやりたい時にやっているから毎日楽しい

2021.11.22

 
 
 
2014年にアイドルユニットのメンバーとして活動を開始し、ソロアイドル「白羽」を経て現在はフリーで活動をしている”しらい”。彼女が数年間の活動を経て行き着いた「やりたいことをやりたいときにやる」という現在の活動スタンスは、まるで”売れる”だけがアイドル・タレントの正解ではないことを我々に教えてくれているような、そんな気にもさせてくれるものだった。(本記事は2021年10月20日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催されたトークイベント「鎌形剛のロフト常連アイドルさんいらっしゃい!〜しらい編〜」の一部を編集したものです)
 
訊き手・文:鎌形剛
 

「毎日楽しい」と思えている

 
――しらいさんは「白羽」の活動を終了したあと、割とすぐに「Lepidolite」(レピドライト)の活動を始めたみたいですね。
 
しらい:そうですね、辞めたあとすぐに動かないと自分が何もしなくなっちゃうんじゃないかみたいなのもあったので。白羽の卒業ライブと並行してLepidoliteの展示会の準備もしていたから、白羽のレコーディングの次の日にLepidoliteの撮影をして、その次の日が白羽の卒業ライブみたいなすごくやばいスケジュールになっちゃって(笑)。バタバタと準備してたから、割とすぐにLepidoliteの展示会を開催できたという感じでした。
 
――その時期のLepidolite関係のツイートは面白かったです。ちち(メンバー)さんとの写真を載せたり情報を小出しにしていて。
 
しらい:ホントですか、嬉しい(笑)。ふたりで「じゃあコレはこの日に出そう」とか色々細かく決めてて、告知とかも「何日にコレを出してこういう流れで展示会につなげよう」とか色々考えて、……っていうのをちちちゃんとすごい頑張ってやっていました。
 
――「宇宙から来た」っていう設定とかも2人で考えたんですか?
 
しらい:設定もそうですね。昔からお世話になっている写真家の飯田エリカさんに撮っていただいたんですけど、飯田さんから意見をもらったりしつつ、みんなで話して創っていったみたいな感じですね。
 
――改めてLepidoliteとはどんなユニットなんですか?
 
しらい:Lepidoliteは展示会場限定の活動でして、「しらちち星」っていう星で地球のアイドル文化に憧れた2人組が、地球の言葉で歌った歌を引っさげて地球遠征して展示会を行ったみたいなコンセプトでした。
 
――しらちち星(笑)。
 
しらい:しらちち星というのは、Lepidoliteの設定を考えすぎてファンのみんなが混乱しそうだったから、カナコさん(カナコドンナコ)っていう方に私たちの漫画(しらちち物語)を描いていただいたんですけど、こういう内容でって言ったら漫画で”しらちち星”ってなってて、カワイイからそのままそれにしちゃいました(笑)。
 
――その漫画では2人が地球に着いたあと渋谷に行って「明かりが少ない」と言ってましたね。
 
しらい:当時が緊急事態宣言で20時に電気消すみたいな時期だったから、飯田さんが「渋谷の暗いところで(写真)撮ったらいいんじゃない?」みたいに提案してくださって、そこからああいう感じのストーリーになりました。
 
――滝の前でも撮影してましたけど、なぜあそこで写真を撮ったんですか?
 
しらい:私とちちちゃんがお互いスピリチュアル好きなんですけど、「マイナスイオン感じたい!」「自然最高!」みたいになって(笑)。ZINE(同人誌)には”デカい水”って書いてあるんですけど、これはちちちゃんが滝とか海とかが好きで、こういう写真撮ったことって今までなかったし、「面白いし行きたいよね」みたいな感じで滝にしました(笑)。
 
――どこまで行ったんですか?
 
しらい:これは千葉県だったと思います。車で飯田さんに運転していただいたんですけど、この日が白羽の卒業ワンマンの前日だったから結構疲れてて、過酷だったんです(笑)。だから移動中全部寝ちゃって、結構どこに行ったんだろうみたいな(笑)。運転していただいていた飯田さんには申し訳ないことをしてしまいました。
 
――ホントにその日しか空いてなかったんですか(笑)。
 
しらい:衣装を作っていただいている兼ね合いもあってホントにそこしか空いてなくて。撮影日の朝に衣装を受け取ってみたいな感じのバタバタスケジュールでした(笑)。
 
――作品作りのためにそこまでしたのはスゴイと思います。6月にやった展示会はどうでした?
 
しらい:自分たちはめっちゃ楽しかったですね。めちゃくちゃ大好きな展示会場の高円寺ギャルリー・ジュイエの方が「コンセプトがしっかりあって、それに向けた展示がとても素敵で、お金をかけるところにきちんとお金をかけて、オーガナイズしたしらいちゃんは素晴らしい」みたいに言ってくださって。色んな方に協力していただけたことも嬉しかったし、これからもやっていこうってまた思えるような展示になったかなと思います。
 
――今後も2人で活動する可能性はありますか?
 
しらい:具体的に決めたりはしてないけど「またやりたいね」って話はしてますね。Lepidoliteのファンマークとファンネームを作ったんですけど、未だにそれをプロフィール欄とかに書いてくれている人がいて、見るたび嬉しいからまたやりたいなとは思っています。
 
――しらいさんがLepidoliteの次の活動として9月に行ったのがイヴにゃんローラーコースターさんとのイベント「しらいちゃんの領域vol.6」でしたね。
 
しらい:実は白羽を辞めたあたりで自分が何をしたいか全く見えなくなっちゃったんですけど、「仲の良い友達のこういうところが好き」とか「この子のこういうところをもっとみんなに見て欲しい」みたいなのはあったから(次は)それをもとに活動したいみたいなのはあって。で、イヴにゃんってめちゃくちゃ面白い人だし、イヴにゃんの作詞めっちゃ好きだから、一緒にやってみたいと思ってLINEしたら「やろうやろう!」ってなりました。
 
――「しらいちゃんの領域vol.6」で披露した『モアモア♡パフェおわ』は、このイベントのために作ったみたいですね。
 
しらい:そうです。誘ったときにイヴにゃんが作った曲をコラボでやるみたいなこと出来ないかなって相談したら「しらちとだったらすぐ歌詞湧いてくるよ!」みたいに言ってくれて。めっちゃすぐに歌詞書いてくれて、実現した曲が『モアモア♡パフェおわ』でした。
 
――1回のイベントで披露するためにわざわざ曲作ってレコーディングしたなんてスゴい力の入れようですね!
 
しらい:今私の稼働がめちゃくちゃ少ないから、逆に1コのイベントに力を込めまくっていいというか。前だったら忙しいから色んなことは考えられなかったけど、1コのイベントのために2ヶ月とか使っていいから、このイベントのために写真撮ってZINE作ってレコーディングして音源作ってとか、何でもやり放題みたいな感じでした(笑)。
 
――イヴにゃんさんとは今後も何かあるんですか?
 
しらい:私、今までグループ時代も含めてラップの曲って1曲もやったことなくって。だから初めて挑戦したんですけど、すごい楽しかったし、ファンの人も「またやってほしい」って言ってくれて。しかもファンの人、イヴにゃんの物販にも行って感謝を伝えてたらしくて。そんなに良かったならまたやりたいな、取り組みたいなとは思ってますね。
 
――今までラップをやったことなかったから、より好評だったんでしょうね。
 
しらい:今までだったらラップって絶対にやらなかったんですけど、イヴにゃんとだったからやってみたいと思ったし、イヴにゃんの作る世界観とか歌詞が好きだからやってみたいと思えたので、すごいイヴにゃんには感謝をしています。今度イヴにゃんの生誕イベント(11月14日)に呼んでいただいているので、そこでまた2人のライブとかが見れるかも。何をやるかはまだアレですけど(笑)。
 
――最近人前での活動はたいぶ控えめですけど、何か計画していることはあるんですか?
 
しらい:やりたいと思ったことをやりたい時にやっているから、めっちゃ先のことを考えてるっていう感じではあんまりなくて……。だから「今絶対にこれをやる!」みたいなことは考えてないですね。コロナもあるからガッツリ考えるのも難しくて。
 
――自分の中で「ここままでいいんだろうか」みたいなことは考えたりしないですか。
 
しらい:最近はないですね(きっぱり)。やっぱ今楽しいと思えてるっていうのが大きくて、楽しくないときは色々考えちゃうんだけど、楽しくできてるからコレをしなきゃアレをしなきゃとかいうのはあんまりないですね。
 
――「毎日楽しい」んですね(笑)。
 
しらい:毎日楽しい……「まいたの」! ホントにそうです! 言えてますそれは!
 
――一時期SNSで「まいたの」(ハリネズミのぬいぐるみ)をよく載せてましたよね(笑)。いつから登場してましたっけ?
 
しらい:アレはホントに最近買ったんですけど(笑)。お店で見たときはまだ楽しくなさそうだったから私が買って、家で見てみたら毎日楽しそうな顔をしてたから「まいたの」って名付けました(笑)。
 
――自分が今楽しいからそう見えているのかもしれないですね。
 
しらい:でもハリネズミって全個体が毎日楽しそうな顔をしてるから、割とそういう顔の生き物なのかもしれないです(笑)。
 
――全個体(笑)。じゃあ今後しばらくはやりたいことが出来たらそれを自分のペースでやっていくという感じで。
 
しらい:そうですね。逆にみんな(ファン)にやってほしいことがあれば口にしてもらえると分かりやすいので、今までの何が良かったかとかが分かったほうが(実際に)やる可能性高くなると思います。
 
 

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