Rooftop ルーフトップ

REPORT

トップレポート『攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争』映画化だからこその時間経過・奥行きを表現した職人技術

『攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争』映画化だからこその時間経過・奥行きを表現した職人技術

2021.11.20

DSCN9244_re.JPG
[REPORT:柏木 聡(LOFT/PLUS ONE)]
 
11月19日新宿ピカデリーにて『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』上映後に編集の古川達馬氏とカラーグレーディングの松本勝氏を迎えてのスタッフトークイベントが開催された。
 
司会を務めたのはプロダクションI.G.の牧野治康氏、今回の人選は牧野氏によるもの。本作上映後のエンドロールはお二方の名前が最初に出て、最後に藤井道人監督が出るという藤井組で挟む形のコダワリのエンドロールとなっておる。藤井監督とは実写映画をふくめ5年以上一緒に作品を作られてきており、今回の映画でも重要な部分を担った二人によるトークを是非という熱い想いが実現してのイベント開催に至った。
DSCN9235_re.JPG
トークでは実際の画像を交えて、二人ならではの濃いコダワリを聞くことが出来た。
DSCN9232_re.JPG
映画では印象的だった徐々に色味が変わっていく演出は古川氏からの希望があったそうで、物語を映画に構成する際に演出的な部分をより効果手に表現できるようにするためで、松本氏もその意図を即座に汲み取りフィルムに落とし込んでいった。その演出を行ったことについて古川氏は「シマムラ自身の精神状態、その経過を表現する流れにしよう、そこを色でも表現したいという事でお願いしました。」と物語を深く理解しているからこその演出意図があったことを語られました。
1119_攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争 (6)re.JPG
画に奥行きも生まれたグレーディングの効果に藤井監督も驚かれていたそうで、実作業でについて聞かれると「映画として映えるようにという事とカット基準で前後が繋がり映えるようにという事に気を使いました。」とグレーディングの効果と松本氏のコダワリについて伺うことが出来ました。
DSCN9237_re.JPG
まさに作品の映画化に際し重要なパートを務めたお二人だからこその濃いトークをしていただけ、さらに映画の魅力を深く感じることが出来るイベントとなりました。
 

Live Info.

『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』

sac_2045omote_0902_re.jpg

2021年11月12日(金)より2週間限定で公開中

-CAST-
田中敦子/阪 脩/大塚明夫/山寺宏一
仲野 裕/大川 透/小野塚貴志/山口太郎/玉川砂記子/潘めぐみ
津田健次郎/曽世海司/喜山茂雄/林原めぐみ/中 博史
川渕かおり/曽世海司/笠原紳司/岡田地平/武井秀哲/山城屋理紗

-STAFF-
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
総監督:神山健治 × 荒牧伸志/監督:藤井道人
脚本:神山健治・檜垣亮・砂山蔵澄・土城温美・佐藤大・大東大介
キャラクターデザイン:イリヤ・クブシノブ/3Dキャラクタースーパーバイザー:松重宏美
プロダクションデザイナー:臼井伸二・寺岡賢司・松田大介
モデリングスーパーバイザー:田崎真允/リギングスーパーバイザー:錦織洋介・井上暢三
エフェクトスーパーバイザー:清塚拓也
ライティングコンポジットスーパーバイザー:高橋孝弥
編集:古川達馬/カラーグレーディング:松本 勝
音楽:戸田信子 × 陣内一真/サウンドデザイナー:高木 創
製作:攻殻機動隊2045製作委員会/配給:バンダイナムコアーツ

『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』公式HP
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

6th
ロフトチャンネル
下北沢シェルター30周年
ロフトオリジナルコーヒー
どうぶつ
休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻