映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』が4月29日(水・祝)より世界同時劇場公開が決定した。
ショーン・オノ・レノン率いるグラミー賞受賞チームによる最新リマスター&リミックスで、ジョン・レノンがビートルズ解散後に行なった唯一のフルコンサートがスクリーンに甦る。日本では4月29日(水・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほかで公開される。
マディソン・スクエア・ガーデンでのギグは、キャヴァーンやハンブルク時代以来と言っていいくらい最高に楽しかった。ビートルズが本当に夢中で演奏していた頃とまったく同じ感覚だったんだ。
──ジョン・レノン(NME 1972年)
「ワン・トゥ・ワン・コンサート」は、私たちの草の根的な政治活動の試みでした。そこには、ジョンと私が強く信じていた「平和と啓発のためのロック」が体現されていました。そして、このマディソン・スクエア・ガーデンでのステージが、ジョンと私が共に行った最後のコンサートとなりました。Imagine Peace. Peace is Power. Power To The People!(平和を想像して。平和こそが力。人々に力を!)
──オノ・ヨーコ(『Power To The People』ボックスセット序文より)
本作は、ジョン・レノンがオノ・ヨーコと共にビートルズ解散後に行なった唯一のフルレングス・コンサートのライブ作品であり、マディソン・スクエア・ガーデンでの2回にわたる大規模な公演を収めた臨場感あふれるマルチスクリーン映像の作品。20年の歳月をかけて一コマずつ手作業で修復された決定版であり、ショーン・オノ・レノン率いるグラミー賞を7回受賞した精鋭チームの手によって、映像のレストア・再編集・リミックスが施されている。
時代を超えた平和へのメッセージ
1972年8月30日、ジョン&ヨーコ/プラスチック・オノ・バンド ウィズ エレファンツ・メモリー、そしてスペシャル・ゲストによって、知的・発達障がいを持つ子どもたちのためのチャリティとして開催された『ワン・トゥ・ワン・コンサート』。延べ4万人の観客を動員し、当時の金額で150万ドル(現在の価値で約1,150万ドル相当)以上の寄付を集めたこのステージは、伝説として今に語り継がれています。
最新技術による究極のスクリーン体験
本作は、1972年にスティーヴ・ゲブハルトが撮影した映像を元に、サイモン・ヒルトンが監督、ショーン・オノ・レノンがプロデュースを務め、マルチスクリーンを駆使した没入感のある体験を目指して製作された。
音声についても、最高解像度でのデジタル修復を経て、192kHz/24bitのハイデフ・ステレオ、5.1chサラウンド、さらに一部の劇場ではDolby Atmos(ドルビーアトモス)での上映が行なわれる。
演奏曲には、「ニューヨーク・シティ」「インスタント・カーマ」「イマジン」「マザー」などジョンの代表曲に加え、ヨーコの「ドンド・ウォーリー・キョウコ」「オープン・ユア・ボックス」、さらにはオーディエンスの熱気が最高潮に達した「カム・トゥゲザー」や「ハウンド・ドッグ」、そしてスティーヴィー・ワンダーら豪華ゲストが参加したアンコールの「平和を我等に」まで、圧巻のセットリストが並ぶ。
ショーン・オノ・レノンからのメッセージ
このコンサートは、父の最後のコンサートだったので、僕の心の中で伝説的な存在でした。父がレスポールを弾いていたので、僕もレスポールが欲しくなったのを覚えています。
父がツアーに出る計画を立てながらも叶わなかった今、僕たちに残されているのはこのコンサート映像だけです。だからこそ、この作品に携われたことに深く感謝しています。
僕はこのコンサートを本当に美しいと思っています。70年代初頭、音楽がより洗練されていく中で、父はパンクの到来を予見するかのように、原点に戻って、生の、本能的なロックンロールへと立ち返ろうとしていました。それは非常にクールで、時代の流れに逆らった試みでした。
僕にとって、父が話したり動いたりしている姿を見るのは、言葉にできないほど特別なことです。誰もが知っている限られたイメージの中で育ってきた僕にとって、見たことも聞いたこともない断片に出会えることは、父と過ごす時間をもう少しだけ与えてもらったような、とても深い意味があるのです。
商品情報

映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』
2026年4月29日(水・祝)より、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ なんば ほか公開
監督:サイモン・ヒルトン
製作:ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー
出演:ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダー ほか
上映時間:81分(予定)
鑑賞料金:一律3,000円
*ドルビーアトモスなど特別なスクリーンでは追加料金がある場合がございます














