11月に幕張メッセで開催された『気志團万博』に出演し、一気にメジャー・シーンで頭角を現しはじめた暴動クラブの決め球となるEP『撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady』が12月4日(水)に発売された。今回もサブスクリプションや配信が一切なく、CDのみのリリースとなる。
プロデューサーに井上富雄(ex.THE ROOSTERS)を迎えた表題曲は、ファンの間で“ショットガン”と呼ばれている新しいパワーポップ。カノン進行のメロディにあわさって、ひとりの人に歌いかけるようなせつないリリックが情景を浮かび上がらせる。そして曲の一番の聴きどころでもあるサビでは、胸の内を全てさらけ出して張り裂けんばかりの声で歌う。かっこ悪いけど、それがどうしようなくせつなく、どこまでもせつなく、もどかしく、苦しく、愛おしく響き渡る。
歌うには難しく似たようなヒット曲が多い中、この曲はシンプルでストレートで聴いた人たちがすぐに歌える。初披露は10月の『FM802 MINAMI WHEEL』で、初の大阪での本格的なライブ。しかも、はじめてのイベントにもかかわらず、トリで出演。動員が心配されたがフタを開けてみれば満員。噂の暴動を観ようと会場は一触即発状態となった。
お客さんはもちろん、たくさんの関係者も集まった中、ライブの中盤でこの曲が歌われた。はじめてライブで聴いたにもかかわらず、エンディングのリフレインでは歌っているお客さんもいる。いま、聴いたばっかりの曲を口ずさんでいるのだ。ひさびさに歌えるロックのラブソングに、コロナ明けから溜まっていたフラストレーションが一気に爆発した。それから何度もライブで歌われ、通称ショットガンと呼ばれるキラー・チューンとなっていった。
また歌い方にも変化があり、それまでの荒らしいスタイルから、煌びやかでセクシーなボーカルへ、ライブで観ても、はっきりとスタジアムで歌う姿が想像できるほどの変貌を遂げている。
カップリングには浜田省吾のカバー「あばずれセブンティーン」。Voの釘屋玄は浜田と同郷の広島出身。小さい頃から聴いてきた浜田省吾をカバーするということは、このシングルは勝負作だという強い覚悟を感じる。
『気志團万博』でこの曲を披露して、幕張メッセが拍手の渦で沸くほど、はじめて聴いた時から心をわしづかみにされるカバー。表題曲の「撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady」とともに、ハートを射ち抜くパワーポップ・シングルだ。
暴動クラブは来年4月22日に恵比寿リキッドルームでワンマンギグ『暴動集会・第二回』を開催。今年8月に渋谷クアトロワンマンを立錐の余地もない超満員ソールドアウトに続いて、今度はリキッドルームワンマンに挑む。チケットは本日情報解禁。併せてオフィシャル・ウェブサイトも本日12時にオープンした。詳細は
こちら。
商品情報
撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady
2024年12月4日(水)発売
価格:1,650円(税抜価格1,500円)
レーベル:BEAT EAST/FORLIFE SONGS
ディストリビューション:ディスクユニオン
品番:FSCR-3
POS:4988018-90199-0
※CDのみの発売で、サブスク、配信等は一切ありません。またいまのところ、アナログ発売の予定もありません。
【収録曲】
01. 撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady(作詞・作曲:釘屋 玄 編曲:暴動クラブ)
02. あばずれセブンティーン(作詞・作曲:浜田省吾 編曲:暴動クラブ)
03. 欲望(作詞・作曲:釘屋 玄 編曲:暴動クラブ)
04. 撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady– Alternate version(作詞・作曲:釘屋 玄 編曲:暴動クラブ)
【プロデュース】井上富雄(M1, M4)
【エンジニア】飯尾芳史(M1, M4)
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