故・安倍元総理に迫った政治ミステリー劇場『妖怪の孫』が2023年3月の公開から1年を経て、直近の政治状況や新たな取材映像など「今問われるべき負のレガシー」をオープニングに加え、5月3日（祝・金）より異例のリバイバル上映が決定した。

 

本作は、日本アカデミー賞作品『新聞記者』や、官邸政治の闇を描いた『i-新聞記者ドキュメント-』など、世に訴える映画を手掛けてきた配給会社スターサンズと、邦画史上初となる現役総理大臣のドキュメンタリー『パンケーキを毒見する』の内山雄人監督と制作スタッフが、日本の真の影に切り込んだ政治ドキュメンタリー。評論家、翻訳家、監督など映画関係者で構成される任意団体・日本映画ペンクラブ主催で、映画界に多大な貢献をした団体や個人を表彰する「2023年度日本映画ペンクラブ賞」の文化映画部門においてベスト1に選出された。

 

2023年3月17日より公開がスタートし、ロードショー上映以降も全国各地で上映イベントが開催され、興行収入7,000万を突破した本作。公開から1年、日本はどう変わったのか、変わっていないのか。放送法に関する政治的公平性の解釈、宗教団体との癒着、政治資金パーティの裏金問題……。妖怪の孫が残したレガシーの背景を理解し、今改めて観るとまた違った捉え方ができるのではないか？　昨今のニュースに溢れる政府の姿を背景に、今一度「安倍晋三とはいったい何だったのか？」を知りたいという声によって、異例のリバイバル上映が決定した。

 

リバイバル上映を記念して、アップリンク吉祥寺にて4月22日（月）～26日（金）の5日間、≪衆議院議員補欠選挙前にもう一度！連日トークイベント付き『妖怪の孫』先行上映≫が決定。登壇ゲストは以下の通り。

【日時・ゲスト】（※敬省略）

4月22日（月）9:30の回上映後　ゲスト：前川喜平、古賀茂明、内山雄人監督

4月23日（火）19:10の回上映後　ゲスト：西田亮介、畠山理仁、内山雄人監督

4月24日（水）19:10の回上映後　ゲスト：鈴木エイト、松尾潔、Kダブシャイン、内山雄人監督

4月25日（木）13:20の回上映後　ゲスト：古賀茂明、杉田浩光、内山雄人監督

4月26日（金）19:10の回上映後　ゲスト：望月衣塑子、内山雄人監督

【会場】アップリンク吉祥寺（東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1パルコ地下2階）

【料金】2,000円均一（各種サービス券等はご利用いただけません）

【チケット販売】4月17日（水）10:00～オンライン及び劇場窓口にて販売開始

※アップリンク会員の方：4月16日（火）22:00～オンライン先行販売

※全席指定、転売目的での購入禁止、登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。

 

安倍晋三元首相の死去後、ほころびが目立ちはじめた自民党政権。果たして当時何が行なわれていたのか、そして何が今なお引き継がれているのか？　初めて観る人はもちろん、すでに観た人も新たな目線で「再検証」出来る『妖怪の孫』は5月3日（祝・金）よりリバイバル上映。