2021年2月にスタートしたApple Musicのラジオ番組『Tokyo Highway Radio』が、本日4月21日(金)、エピソード100の公開を迎えた。
この記念すべき回に、日本を代表する作詞家のひとりであり、はっぴいえんどの元ドラマーである松本隆がゲスト出演。現在、Apple Musicの1億曲を超える豊富なカタログ、検索機能、エディターの選曲によるプレイリストでの紹介などによって、国内外の若い世代からも80年代の日本の音楽に再び注目が集まっている。テクノロジーによって過去の楽曲に再びスポットライトが当たり、時代を問わず作品の価値が評価されるようになった今、80年代を代表する数々のヒット曲を生み出した松本隆をゲストに迎え、日本の音楽史に残る偉業の裏側や、「音楽とテクノロジー」の融合によって広がる可能性などについて、DJのみのが貴重なインタビューをゆかりのある京都で行なった。
松本隆は、音楽配信サービスがCDに代わって台頭するようになったことについて、「蛇口をひねったら音楽が出てくるというインフラに近いもの」と高く評価しました。はっぴいえんど結成時に「日本語の歌が全世界に届く可能性はゼロとは言い切れない」と考えて作品を作ったと語り、豊富なカタログを擁するプラットフォームの存在によって過去の作品が再注目されることについて、「いい作品を作る人が勝つのではないか」「僕が50年間作り溜めたものがインフラになればいい」と述べた。また、楽曲の著作権について、音楽配信サービスにおけるテクノロジーの発展によって、アーティストに正しく支払いが行われていることの重要性を語った。
さらに、ボーカルの音量を調節することができ、音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞に合わせて一緒に歌うことができる新機能、Apple Music Singについて、松本とみのは二人でiPhoneを操作しながら当機能が提供する新しい体験について会話し、松本は作詞をする上で「歌われやすさを一番強く意識する」と語った。
Apple Musicのラジオは、世界規模で独占公開されるオリジナルコンテンツ、音楽カルチャーをリードする番組を提供し、世界最多のリスナー数を誇るラジオステーションのひとつに成長した。ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッシュビル、ロンドンのスタジオから、Zane Lowe(ゼイン・ロウ)を筆頭に、様々な人気DJが番組をお届けし、また、ビリー・アイリッシュ、エルトン・ジョン、フランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、レディー・ガガ、ナイル・ロジャース、トラヴィス・スコット、ニッキー・ミナージュ、星野源、矢沢永吉などのアーティストがナビゲートする「アーティスト番組」も公開し、グローバルなプラットフォームを提供している。
Apple Musicのラジオは、iPhone、iPad、iPod、CarPlay、Apple Watch、Apple TV、Mac、HomePod、music.apple.com/jpのウェブサイトなど、Apple Musicを視聴できればどこでも楽しめる。また、Siriに「Tokyo Highway Radioを再生して」と話しかけて聴くこともできる。
▼Apple Music『Tokyo Highway Radio』
▼Apple Music プレイリスト『Tokyo Highway』