名古屋を拠点に活動するEASTOKLABのフロントマン、Hayato Hiokiがソロ名義でエレクロト・アンビエントにフォーカスしたインストアルバム『Swallowing Smoke』を本日より配信スタートした。
自身が綺麗だと感じるものを自身のフィルターだけを通して作りあげる純度の高さを求め、レコーディングもミックスも全てひとりで行なった。フィールドレコーディングなどを取り入れることで、生活に寄り添った空間の音がベースとなり、日常の中で自然にフィットするような質感が心地よさと透明感を際立たせている。
アルバムタイトルの『Swallowing Smoke』は音を立ち上げたりサンプリングを作ったりする際に、煙が上がって何かを飲み込んでいくイメージが浮かび、それに導かれるように作品を作りあげたことから付けられたという。
アーティスト写真とジャケット写真はEASTOKLABベース、Daiki Okaが撮影とアートディレクションを担当した。
配信のほかに、DLコード入りのカセットテープを数量限定で、EASTOKLABのWeb StoreとTobira Records、STIFF SLACK、FILE-UNDER RECORDSで販売される。
Hayato Hioki コメント
2021年になってすぐにこのアルバムの製作に取り掛かりました。初めは今年中にいくつか形にできたらいいなと軽い気持ちで考えていたのですが、作り始めてすぐに没頭してしまい1ヶ月が過ぎる頃には楽曲のほとんどが完成していました。煙が立ち込めて全てを飲み込んでいくイメージが頭に浮かび、それを追いかけるかのように無心で作った作品です。