Rooftop ルーフトップ

NEWS

トップニュース新海誠、推薦! 山本文緒、7年ぶり待望の新作『自転しながら公転する』本日発売!

新海誠、推薦! 山本文緒、7年ぶり待望の新作『自転しながら公転する』本日発売!

2020.09.28

unnamed-1.jpg
9月28日(月)、 新潮社より『恋愛中毒』、 『プラナリア』などで知られるベストセラー作家・山本文緒、 7年ぶり待望の新作『自転しながら公転する』を発売。
 
今作の主人公は32歳で転機を迎え、 東京を離れ茨城の実家に戻り、 近所のアウトレットモールのショップで契約社員として働く女性。 お金、 結婚、 安定した仕事、 子供、 家を持つこと……幸せって一体何だろう。 ぐるぐる思い惑いながらも、 ひたむきに幸せを追い求める主人公に、 胸が熱くなる、 共感間違いなしの1冊だ。刊行にあたり、 新海誠さんはじめ、 数々の著名人に推薦のことばが到着。 人生に息苦しさを感じるすべての人に温かなエールを送る今作に、 ぜひご注目を。 
 

推薦のことば

「山本文緒の小説は、 人の心をのぞく窓だ。 誰かの心の秘密も、 自分の心の謎も、 僕は山本文緒から多くを学んだ。 」――新海誠さん
 
「30歳になる今、 読めて良かった。 めまいがする程ぐるぐる思考を巡らせた先に、 一筋の希望を見せてもらいました。 」――南沢奈央さん
 
「悩んでもいい、 立ち止まってもいい、 回り道をしてもいい。 圧倒的包容力を持った傑作長編。 」――窪美澄さん
 
「すぐ周りの幸せを見てしまう私のような女性に読んで欲しい!」――横澤夏子さん
 
「迷ったり、 泣いたり、 遠回りしながら、 自分の気持ちに気づいていく。 主人公は私だ、 と思った。 」――浅野真澄さん
 
「最後の章を読み終えたとき喉を詰まらせて泣く自分自身に驚いた。 恋愛結婚小説であり、 仕事小説でもあり、 親子問題小説でも、 高齢化社会問題小説でもある本作は、 エピローグでまた別のジャンル小説であることが判明し、 さらに驚く。 」――枡野浩一さん
 
unnamed.jpg

著者コメント

七年ぶりの新刊です。
 
人は毎日、 沢山のことを選択しています。 
パートナー選び、 仕事選び、 住居選び。 
朝起きたらその日に何を着るか、 傘は持つのか持たないのか、 お昼に何を食べるのか。 
 
誰が好意を寄せてくれていて、 誰に嫌われているのかを察して
角が立たないように次の行動を選ぶことも無意識にやっていたり。 
そうやって立ち止まる間もなく、 目まぐるしく動き、 
混乱の日々を送っているのはみんな同じなのかもしれません。 
 
そして頭も体も忙しいのに、 心は意外と退屈だったりもして。 
そんなふうなことを小説にできたらと思って書きました。 
楽しんで読んで頂けましたら幸いです。 
――山本文緒

商品情報

『自転しながら公転する』

(新潮社刊)
【発売日】 2020年9月28日
【造本】 四六版ハードカバー
【本体定価】 1,800円(税別)

amazon

このアーティストの関連記事

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻