加藤シゲアキ (c)新潮社
2012年1月に『ピンクとグレー』(KADOKAWA)で、 小説の世界に鮮烈なデビューを果たした加藤シゲアキ。 以降、 「NEWS」メンバーとしての芸能活動の傍ら、 作家としても活動を続け、 数々の話題作を世に送り出してきた。
そんな加藤が月刊誌「小説新潮」を舞台に、 小説「オルタネート」の連載に挑む。 高校生限定のSNS「オルタネート」が存在する世界で、 インターネットと現実の二つの社会を通して成長していく少年少女を描いた青春群像物語。 連載第1回は一挙27ページ、 原稿用紙94枚という堂々の分量。 加えて、 十周年も見えてきた「作家生活」の現在を語りつくす、 8ページにわたるロングインタビューも同時に掲載される。
加藤が月刊の文芸誌で長編小説を連載するのはこれが初めて。 因みに、 2020年で創刊73周年を迎える「小説新潮」でジャニーズのタレントが連載するのも初めてとなる。
加藤シゲアキ コメント
歴史ある小説新潮という文芸誌で連載を持てること、 大変光栄に思っております。 新潮社様とのお仕事は初めてではありますが、 原稿を通してやりとりするなかで、 早くも信頼を積み重ね、 よい作品になるだろうという確信を得ております。 こういった機会でありますので、 自分としてもこれまで以上に覚悟を持って作品に臨ませていただきました。 「オルタネート」という高校生限定のSNSを巡る、 三人の主人公の物語です。 それぞれの希望と葛藤の行く末がどのように交錯するのか楽しんでいただけたら、 幸いです。